出版社内容情報
■コロナ禍やウクライナ問題のなか環境問題対応を加速させる欧州。グリーンリカバリーを率先し国際ルールづくりを主導する実像を描く。
■著者は、パリとブリュッセルに長年駐在し、環境問題を取材してきた日経記者。
内容説明
対立とルールづくりのパワーゲームを活写。安全保障色強まるグリーンニューディール。カーボンプライシング、欧州に世界が追随。排出削減の「秘密兵器」水素、技術開発と世界標準化。カーボンゼロに「1京円」、巨額マネー争奪―。
目次
第1章 「環境」で世界を変える
第2章 「環境」、欧州政治の中心に
第3章 EU、第三国に対策迫る「環境」を錦の御旗に
第4章 米中を動かせ国際交渉最前線
第5章 激変、世界のエネルギーミックス
第6章 カーボンプライシング、EUの根幹世界の潮流に
第7章 新技術を追え
第8章 マネーの流れを変える100兆ドル争奪戦
第9章 ライフスタイルの変革じわり―多消費型から循環型へ
終章 世界と日本の針路
著者等紹介
竹内康雄[タケウチヤスオ]
日本経済新聞社政策報道ユニット経済・社会保障グループ次長。慶應義塾大学文学部卒業、ベルギーのルーヴェンカトリック大学(KU Leuven)大学院修了(欧州研究)。2002年に日本経済新聞社入社。主に経済産業省や内閣府などを取材し、12~17年パリ支局長、19~23年にブリュッセル支局長として、欧州連合(EU)の政治・経済と、世界のエネルギー・気候変動問題を中心に執筆した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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