環境覇権―欧州発、激化するパワーゲーム

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環境覇権―欧州発、激化するパワーゲーム

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  • サイズ 46判/ページ数 340p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784296115969
  • NDC分類 519.1
  • Cコード C0033

出版社内容情報

■コロナ禍やウクライナ問題のなか環境問題対応を加速させる欧州。グリーンリカバリーを率先し国際ルールづくりを主導する実像を描く。

■著者は、パリとブリュッセルに長年駐在し、環境問題を取材してきた日経記者。

内容説明

対立とルールづくりのパワーゲームを活写。安全保障色強まるグリーンニューディール。カーボンプライシング、欧州に世界が追随。排出削減の「秘密兵器」水素、技術開発と世界標準化。カーボンゼロに「1京円」、巨額マネー争奪―。

目次

第1章 「環境」で世界を変える
第2章 「環境」、欧州政治の中心に
第3章 EU、第三国に対策迫る「環境」を錦の御旗に
第4章 米中を動かせ国際交渉最前線
第5章 激変、世界のエネルギーミックス
第6章 カーボンプライシング、EUの根幹世界の潮流に
第7章 新技術を追え
第8章 マネーの流れを変える100兆ドル争奪戦
第9章 ライフスタイルの変革じわり―多消費型から循環型へ
終章 世界と日本の針路

著者等紹介

竹内康雄[タケウチヤスオ]
日本経済新聞社政策報道ユニット経済・社会保障グループ次長。慶應義塾大学文学部卒業、ベルギーのルーヴェンカトリック大学(KU Leuven)大学院修了(欧州研究)。2002年に日本経済新聞社入社。主に経済産業省や内閣府などを取材し、12~17年パリ支局長、19~23年にブリュッセル支局長として、欧州連合(EU)の政治・経済と、世界のエネルギー・気候変動問題を中心に執筆した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くものすけ

7
EUが環境問題に対して主導的立場に立ち、影響力を拡大させている背景・現状の詳細を分析レポートしています。4億人の市場を抱えEU内の国々の思惑は異なるが、環境問題で纏まり、米GAFAなど巨大企業に牛耳られている世界への対抗意識を燃やし、一矢報いようとする意識があることを解説しています。但し、原発と天然ガスの利用については、規制「高レベル放射性廃棄物処理施設を作る!」という条件付きで継続利用「可」とした苦しい判断をしているところが気になるところ。二酸化炭素排出権に値付けするという発想は驚くが、効果が出ている!2024/09/22

じゅんぺい

1
世界経済の中心はアメリカ、中国ながら、なぜか環境動向の中心にいるEU。制度設計が早くそして上手なんだなと。世界は先進国4億人ものマーケットは無視できず、EUの作った高いハードルに合わせざるを得ない。環境という誰もが否定できない分野で自分達のルールメイクにより、ジャイアント企業も創出していく。非常に各国の思惑が理解できる読みやすい本だった。2023/11/03

kk

1
欧州各国がどういった背景の中、環境に今取り組んでいるのかについての本。単純に環境のためにという中ではなく、年々影響力を失ってしまっている欧州が世界への影響力を行使する最後の抑止力としての側面もあるのだろう。2023/09/27

Masaki Iguchi

0
先行者利益をとりにいく強かさ。2025/03/15

Jun Morita

0
ネットゼロ、ネイチャーポジティブ、サーキュラーエコノミーなどの動きの多くは欧州発となっていますが、その流れについての詳細なレポートとなっており、非常に興味深く読むことが出来ました。脱炭素ではCBAMなど欧州によるルールメイキングにより世界のスタンダードとなりつつありますが、地政学や安全保障といった背景のなかで、環境問題において団結するEUのしたたかさは印象に残りました。2024/03/07

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