内容説明
もはや戦争には大義も正義もいらないのか。大量破壊兵器を発見できないまま執拗にイラク攻撃を続けたアメリカ。その属国と化し、追従し続ける日本。それが国益と居直る「親米ポチ」の保守論者たち。国際法を踏みにじる暴挙と日本の国柄を汚す妄言を、今回もよしりんが論破する!世論を揺るがした邦人人質事件、橋田信介氏殺害、米軍による捕虜虐待などのイラク情勢のほか、屈辱の北朝鮮外交、揺れる台湾選挙、長崎女児同級生殺人事件など、世に蔓延する「現状肯定主義」にゴーマンをかます!笑いと武士道についての異色対談など特別企画も満載。
目次
小泉が「墨子」を引いて語る愚
大義も正義もなくていい保守?
国益のために台湾に無礼する日本
特別収録大東亜聖戦祭講演「それでも倫理が、正義が、大義があった」
プードルに学ぶポチの運命(英米同盟について)
総統選日本に伝わらなかった台湾人の民意
邦人人質に自己責任と言える資格があるか?
異色対談1武道待望論―VS堀辺正史
靖國参拝・違憲という「傍論」の暴論
大義も正義もない捕虜拷問
再訪朝は侵略国への白旗外交
笑いの虎―VS桂歌蔵
橋田信介の謙虚な勇気
女児殺人・ネット思考と化す世論
インタビュー 仕事も恋愛も人生も人をおそれるな!
わしの「感情」が判断する主権移譲
最高裁で逆転勝訴したわし
著者等紹介
小林よしのり[コバヤシヨシノリ]
1953年福岡生まれ。漫画家。75年に「東大一直線」でデビュー。その後「おぼっちゃまくん」が大ブームとなり、ギャグ漫画に新風をまき起こし、小学館漫画賞を受賞。現在は雑誌『SAPIO』で「ゴーマニズム宣言」を大反響連載中、言論・思想界に地殻変動を引き起こしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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