ジャズ喫茶論―戦後の日本文化を歩く

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ジャズ喫茶論―戦後の日本文化を歩く

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  • サイズ B6判/ページ数 284,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480873613
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0073

出版社内容情報

ピアニスト兼日本文化研究者の著者が日本全国のジャズ喫茶を取材。今まで語られなかった音楽をめぐる異空間の、真の姿を描き出す。

内容説明

活力と希望に溢れた音楽をめぐる空間。そのジャズ喫茶について、ピアニストであり日本文化研究者である著者が、日本全国の店を取材。今まで語られなかった異空間の真の姿が浮かび上がる。

目次

第1章 あるジャズ喫茶初体験記
第2章 ジャズ喫茶とは何か
第3章 ジャズ喫茶人
第4章 基地の町から響くジャズ
第5章 目で捉える音
第6章 白黒からの脱却―前衛映画とフリージャズ
第7章 今治に行け!―複製音源考
第8章 新たなジャズ喫茶史へ

著者等紹介

モラスキー,マイク[モラスキー,マイク][Molasky,Michael S.]
1956年米国セントルイス市生まれ。シカゴ大学大学院東アジア言語文明学部博士課程修了(日本文学で博士号)。現在、ミネソタ大学アジア言語文学学科教授。ジャズピアニストとして日本のライブハウスに出演することもある。著書に『戦後日本のジャズ文化』(青土社、サントリー学芸賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

himehikage

17
お気に入りさんの感想が目に入り、大学1年生から足掛け5年ジャズ喫茶でバイトしていた身としてはつい懐かしくて手に取る。自分がいた店は常備レコード枚数は都内一、JBLパラゴンによる爆音が売りのバリバリ硬派な店だったが、こういう本に名前が載ることは少ない。考えるに店長が閉店のレジ締めのときしか顔を出さず、あとは私みたいな素人の小娘たちに店を任せっぱなしにしていたせいだろうと思う。その昔、日本のジャズ喫茶はジャズ専門のラジオ局の代わりでもあったんだよ、その点ではほんと感謝してる2020/01/17

MASA123

8
全8章のジャズ喫茶の歴史本で、はじめに~2章までの、作者の自己紹介的文章や、あまりに古い時代の話は適当に流し読みして、3章のジャズ喫茶人あたりからは、おもしろくなってきた。大阪のパラゴン(スピーカー)のあった喫茶店バXXの記述を見つけた。「チョレートパフェなど、ジャズ喫茶のメニューとして、東京や京都のジャズ喫茶マスターなら拷問されても出さない品をバXXでは平気で出していたそうである」。本書掲載のジャズ喫茶で知っているところが載っていると、さらに愉しく読めます。2022/02/05

きくらげ

8
ジャズ喫茶についての文化論的読み物。前著『戦後日本のジャズ文化』では、硬派ジャズ喫茶を儀式性やフェティシズムの点からやや批判的に取り上げていた。しかし、それは東京/京都などの硬派ジャズ喫茶について言えることであって、店舗数、営業形態や役割など店舗の時空間的な変遷を鑑みれば文化の広がりには無視できない幅があり、一面的な見方をすれば取りこぼされてしまう部分が少なくない。こうしたジャズ喫茶文化の多様性を、津々浦々のジャズ喫茶に足を運び、インタビューによって浮かび上がらせようとした(クソ贅沢な旅行じゃん)試み。2018/12/15

スミレ雲

6
【図書館本】ジャズ喫茶に行きたくなりました。でも素人なので、どうかなとも心配ですが。2017/08/29

Nunokawa Takaki

6
僕が知ってるジャズのアーティストなんて数えるくらいしか知らないが、そのようなあまり知識のない人間が読んでも分かりやすいものになっている。マニア向けではなく、いわばジャズ喫茶、レコードとそれを取り巻く社会的状況がどのように移り変わっていったのかが記されている軽い読み物といった感じだ。僕なんかはCDやYouTubeで音楽を聴く人間なので、レコードの重みに触れたことはないが、これを読んだら無性にレコードが聴きたくなった。最近はレコードも復活の兆しを見せているみたいだけども。2015/01/22

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