岩波新書<br> ケアと編集

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ケアと編集

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  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004320630
  • NDC分類 021.4
  • Cコード C0247

出版社内容情報

もはやこれまでと諦めてうなだれたとき、足元にまったく違うモノサシが落ちている。与えられた問いの外に出てみれば、あらふしぎ、あなたの弱さは克服すべきものじゃなく、存在の「傾き」として不意に輝きだす──。〈ケアをひらく〉の名編集者がみんなの弱さをグッと後押し。自分を変えずに生きやすくなる逆説の自他啓発書。

内容説明

もはやこれまでと諦めてうなだれたとき、足元にまったく違うモノサシが落ちている。与えられた問いの外に出てみれば、あらふしぎ、あなたの弱さは克服すべきものじゃなく、存在の「傾き」として不意に輝きだす―。〈ケアをひらく〉の名編集者が一人ひとりの弱さをグッと後押し。自分を変えずに生きやすくなる逆説の自他啓発書。

目次

1 いかにして編集の先生に出会ったか
2 ズレて離れて外へ
3 ケアは現在に奉仕する
4 ケアが発見する
5 「受け」の豊かさに向けて
6 弱い編集―ケアの本ができるまで

著者等紹介

白石正明[シライシマサアキ]
1958年東京都生まれ。青山学院大学法学部卒業。中央法規出版を経て1996年に医学書院入社。1998年に雑誌『精神看護』を、2000年に〈ケアをひらく〉シリーズを創刊。同シリーズは現在50冊を数え、川口有美子『逝かない身体』が大宅壮一ノンフィクション賞(2010年)、熊谷晋一郎『リハビリの夜』が新潮ドキュメント賞(2010年)、六車由実『驚きの介護民俗学』が日本医学ジャーナリスト協会賞(2013年)、國分功一郎『中動態の世界』が小林秀雄賞(2017年)など受賞。2024年3月に医学書院を定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

92
医学書院からケアをひらくシリーズを出版し、25年間編集者として数多くの名著を世に送り出して来た。数冊しか読んでいないが、どの著作も印象に残っている。著者は定年退職となり、初めて書く側になり、テーマとしてきたケアと自分が行なってきた編集とは同じなのではないかと、なんとなく感じていたことを綴るうち、はっきりとわかってきた。ケアも編集もモノサシを変えることに本質があるのだと。そこにあること、それだけで周囲との差異にもなるし、独自性にもなる。ただ見方を変えるだけ。ケアをひらくシリーズをもっと読みたくなりました。2025/06/12

ネギっ子gen

65
【理解されるということは最大のケアである】昨年、医学書院を定年退職された「ケアをひらく」シリーズ(43冊刊行)の名編集者が、岩波新書に登場!巻末に参考文献。<今、ケアとは何か、と聞かれたらこう答えるだろう。「それ自身には改変を加えず、その人の持って生まれた“傾き”のままで生きられるように、背景(言葉、人間関係、環境)を変えること」と。編集も恐らく似たような行為なのだろう。文章に改変を加えるより先に、その人や文章の“傾き”が輝きに変わるような背景(文脈、構成)をつくっていく作業が編集の本態ではないか>と。⇒2025/05/31

shikashika555

39
ものすごい密度の濃い内容。 何よりべてるの家でとられているコミュニケーションの方法に関しては目から鱗が何枚も落ちた。並行して「私には不得手な方法だ」とも。 一見して筋が通らず不誠実と思えるコミュニケーション方法を自分から取れるとは思えない。加えて会話には内容がなければ座りが悪いと感じてしまうので「大事な話をしたら会話が終わってしまうからダメ」などという理屈には正直辟易してしまうのだ。 しかしある部分においては、本読みが軽蔑とともに論う「ヤンキー的な毛繕い的な意味のない頭の悪い会話」が重要なのだ。 2025/06/05

今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン

26
医学書院の「ケアをひらく」シリーズの立役者となった名編集、白石さんの著書。白石さんが医学書院にスカウトされたというのは、これは歴史的に重要な出来事なのではないか。その後の白石さんの活躍によって、どれだけ精神医療、ケアの現場に救いとなるものがもたらされたことか。白石さんという種を開花させたのはお馴染み「べてるの家」。白石さんとべてるの家との出会いがなければ、「ケアをひらく」シリーズも大輪の花を咲かせることはなかっただろう。帯画像にある「人を変えたり治したりしない」、そのためには「モノサシを変える」ことが↓2025/05/11

R子

22
医学書院でシリーズ「ケアをひらく」の編集を手掛けていた方。「ケア」に対する向き合い方が素晴らしい。治そうとしない。変えようとしない。でも受け流さない。〈傾き〉をより傾かせ、輝かせようとする思考に驚いたし感動した。同時に、自分が教科書的思考に縛られているのも感じた。その人がその人として、心をひらいて対話ができることの尊さよ。「ケアをひらく」の本についての言及もあり、読みたい本・気になる著者が増えた。2025/05/02

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