出版社内容情報
改正少年法で少年凶悪犯罪はくい止められるのか!
現在、少年法の改正が進められているが、果たしてこの改正で少年犯罪をくい止め、犯罪少年たちを更正させることができるのか? 本書では、少年法改正に対する賛否両論の意見を紹介すると同時に、家庭裁判所、鑑別所、少年院などの実態をレポート。これらの施設内で少年たちがどのような生活を送り何を学んでいるのか、またどんな基準で社会に戻ってくるのか、知られざる少年矯正の実態を明らかにすることで、改正少年法の意義、日本社会が少年たちにどう対処していくべきなのかを問う。
内容説明
現在、少年法の改正が進められているが、果たしてこの改正で少年犯罪を食い止め、犯罪少年たちを更生させることができるのか?本書では、少年法改正に対する賛否両論の意見を紹介すると同時に、家庭裁判所、鑑別所、少年院などの実態をレポート。これらの施設内で少年たちがどのような生活を送り何を学んでいるのか、またどんな基準で社会に戻ってくるのか、知られざる少年矯正の実態を明らかにすることで、改正少年法の意義、日本社会が少年たちにどう対処していくべきなのかを問う。
目次
第1章 少年法改正議論(「息子の命を少年に奪われた」母が問いかけるもの;少年法改正とともに家族基本法の制定を)
第2章 「少年A」の矯正の実態(非行少年処遇の流れ;少年鑑別所は何をするとことか;鑑別されてから送致される先―少年院;少年院を出たあとは、保護観察)
第3章 少年法が抱える諸問題(少年法に本当に求められるものは何か;現行少年法と改正案の徹底検証)
著者等紹介
三好吉忠[ミヨシヨシタダ]
昭和3年9月5日生まれ。司法試験合格後、昭和31年4月、判事補任官。大阪を中心に、民事・刑事の裁判官を務め、大阪家庭裁判所総括裁判官、京都家庭裁判所総括裁判官を歴任。平成10年10月、大阪弁護士会に登録し、現在は弁護士として活動している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
いっちゃん