対話 共生

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  • サイズ A5判/ページ数 245p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784766420029
  • NDC分類 460.4
  • Cコード C0045

内容説明

「共生」とは何か?生物学における「共生」、社会学における「共生」2つの「共生」から現代社会を考える。

目次

生物学から考える「共生」(共生と生物進化;共生細菌による宿主昆虫の体色変化;共生微生物を利用した害虫制御―概念、実践、展望について;兵隊アブラムシ―生態、生理、階級分化、社会調節から特異的発現遺伝子まで)
社会学から考える「共生」(社会学と生物学―二つの共生概念;遺伝子診断を考える;出生前診断を考える;ナチズムと医学;尊厳死・安楽死を考える)

著者等紹介

鈴木晃仁[スズキアキヒト]
2011年度極東証券寄付講座「生命の教養学」コーディネーター。慶應義塾大学経済学部教授。1963年生まれ。1986年東京大学教養学部教養学科科学史・科学哲学専攻卒業。1992年ロンドン大学ウェルカム医学史研究所Ph.D、同研究所フェロー、アバディーン大学トマス・リード研究所フェローなどを経て、1997年より慶應義塾大学経済学部助教授、2005年より現職

深津武馬[フカツタケマ]
産業技術総合研究所生物プロセス研究部門首席研究員(兼)生物共生進化機構研究グループ長、東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻教授(兼任)、筑波大学大学院生命環境科学系教授(連携大学院)。理学博士。日本学術会議連携会員。専門は進化生物学、昆虫学、微生物学。昆虫類における多様な微生物との共生関係を主要なターゲットに設定し、さらに関連した寄生、生殖操作、形態操作、社会性などの高度な生物間相互作用をともなう生物現象について、進化多様性から生態的相互作用、生理機能から分子機構に至る研究を多角的なアプローチで展開している

市野川容孝[イチノカワヤスタカ]
東京大学大学院総合文化研究科教授。1964年生まれ。1993年、東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。明治学院大学社会学部専任講師などを経て、1998年より東京大学大学院総合文化研究科助教授(2008年、准教授)、2009年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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