内容説明
人は格差社会で満たされるのか?健康問題や社会問題の大半は、格差が大きい社会で、より深刻だ。充実した生活は、格差の小さい、より平等な社会から生まれる。
目次
第1部 豊かになったが、社会はめちゃくちゃ(時代の終焉;問題は貧困かそれとも不平等か?;格差に苦しむのはなぜ?)
第2部 格差のコスト(コミュニティ・ライフと社会的関係;精神衛生と薬物濫用;肉体的健康と平均余命;肥満―収入格差が広がるほど胴回りも広がる)
第3部 より良い社会(機能障害を起こした社会;社会的遺産;平等性と持続可能性;未来の建設)
著者等紹介
ウィルキンソン,リチャード[ウィルキンソン,リチャード][Wilkinson,Richard]
格差と、健康の社会的決定因に関する国際的研究の発展を後押しする役割を果たし、その著作は10の言語に翻訳されている。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで経済史を学び、のちに疫学を学んだ。現在、ノッティンガム大学メディカル・スクールの名誉教授であり、またユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの名誉教授
ピケット,ケイト[ピケット,ケイト][Pickett,Kate]
ヨーク大学シニア・レクチャラーであり、ナショナル・インスティテュート・フォー・ヘルス・リサーチのキャリア・サイエンティスト、ケンブリッジ大学で形質(自然)人類学、コーネル大学で栄養学、カリフォルニア大学バークレー校で疫学を学んでから、シカゴ大学で准教授を4年間務めた
酒井泰介[サカイタイスケ]
翻訳家、ミズーリ州立大学コロンビア校にてジャーナリズムの修士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りょうみや
セイタ
Mark.jr
EnJoeToh
中山りの