出版社内容情報
緊急出版! だから、彼は「戦争」を仕掛けた!
史上空前のテロをきっかけに、「戦争状態」に陥ったイスラム過激派の指導者ウサマ・ビン・ラディンとアメリカ大統領ジョージ・ブッシュ。憎しみはさらなる報復を呼び、戦いは拡大してゆく──。緻密な取材に基づき、ラディンの素顔に迫る一方、アメリカ国家中枢の動きを追い、同時多発テロから報復合戦に至る過程を描いた、迫真のインサイドストーリー。さらに、充実した資料でイスラムとアメリカの対テロ戦略が手に取るようにわかる。
内容説明
アメリカ国家中枢への史上空前のテロをきっかけに、「戦争状態」に陥ったイスラム過激派の指導者ウサマ・ビンラディンとアメリカ大統領ジョージ・ブッシュ。憎しみはさらなる報復を呼び、自由主義先進諸国とイスラム原理主義の戦いへと拡大してゆく―。緻密な取材に基づき、ビンラディンの生い立ちと背景をたどる一方、アメリカ国家中枢、そして各国の動きを追い、同時多発テロから報復合戦に至るシナリオを描いた、迫真のインサイドストーリー。さらに資料編を加えて、豊富な図表と用語解説によりイスラムとアメリカの対テロ戦略が手に取るようにわかる。
目次
ドキュメント・ノベル ビンラディン対アメリカ報復の連鎖(ビンラディンを捕獲し、タリバンを殲滅せよ!;危機意識ゼロの“平和呆け”日本なんか相手にするな;アメリカ人は軍人も民間人も無差別で皆殺しだ!;すべての準備は完了した。アッラー、アクバル!;みなさん、携帯電話で地上の家族にアデューを言って下さい!;吊るせっ。生きていようと、死んでいようと!;2000キロ飛んで、かかれっ。猟犬のごとく)
資料編 テロとイスラム原理主義がよくわかる用語解説(ビンラディンを取り巻く現状;ビンラディンという存在が生まれた歴史的背景;テロと闘う各国の組織)
著者等紹介
角間隆[カクマタカシ]
1936年大阪市に生まれ金沢市で育つ。東京大学卒業後、NHKに入局しドキュメンタリー制作に関わる。64年から二年間コロンビア大学に留学、メディア論を専攻する。80年独立。現在ニューヨークを本拠に国際ジャーナリストとして活躍中
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