憤怒の人―母・佐藤愛子のカケラ

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憤怒の人―母・佐藤愛子のカケラ

  • 杉山 響子【著】
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  • サイズ B40判/ページ数 336p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093898300
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

愛子先生の現在と過去を綴る傑作エッセイ集

◎阿川佐和子さん、大笑いして大絶賛!
「どうして文士とは、総じてワガママで変人なのか。そして、文士の子どもがこれほど酷い目に遭っているというのに、どうしてみんな笑うのか! まことに不可解!」

185万部突破ベストセラー『九十歳。何がめでたい』の作家・佐藤愛子さん。「憤怒の人」「怒りの佐藤」と呼ばれた愛子センセイの娘で、一つ屋根の下に長く暮らす杉山響子さんが、現在102歳となり、衰え記憶を失っていく母の今と、自身の記憶の中にある母との濃密な思い出を、愛情と哀切たっぷりに綴った傑作エッセイ集の誕生。

≪かなわん人だった。うるさい人だった。何度クソババア、と思ったかわからない。
けれどこうして母との思い出をたどっていくと、冷えて固まった火山岩のところどころにキラキラ瞬いているカケラを見つけるのだ。それは雲母のようで水晶のようで私はしばし見入ってしまう。するとみるみる遠い昔に引き戻され、忘れていたいろいろが色鮮やかによみがえってくる。≫(「グルグル歩道橋」より)

【編集担当からのおすすめ情報】
佐藤愛子先生はよく小説の評価する際に「人間が書けている」「人間が書けていない」と仰いました。悪人の中に善を見て、善人の中に悪を見る。一人の人間の中にもそれがあり、誰しも決して一色ではない。そうした点で、響子さんの『憤怒の人』には愛子先生が多面体としての人間として描かれています。先生が読まれたら、どんなふうに感想を仰っただろうと考えます。素直には褒めないかもしれません。が、きっと、いいえ絶対に喜んだはず。私はそう思っています。
響子さん曰く、先生はとてもかなわん母親でした。ですが、きっとどこの母親も総じてかなわん人、厄介でうるさい人なんだろうと思います。ぜひすべての娘、かつて娘だったかたにも読んでもらいたい一冊です(もちろん男性にも)。

(すぎやま・きょうこ)1960年東京生まれ。愛子センセイの愛読者にとっては「娘と私」シリーズでもお馴染み。佐藤愛子を母に、田畑麦彦を父にもち、幼少期に両親の離婚を経験。89年に結婚し91年に桃子を出産。著書に『物の怪と龍神さんが教えてくれた大事なこと』など。映画『九十歳。何がめでたい』では真矢ミキが演じた。


【目次】

内容説明

本当の母を書くなら今しかない、私はそう覚悟を決めた―『九十歳。何がめでたい』の作家・佐藤愛子センセイ102歳の今と思い出を、ユーモアとペーソスたっぷりに綴った渾身の傑作エッセイ集。

目次

座右の銘
書斎が病室になった
妄想の世界へ
黒の組織
最後に母に会った日
ケモノヘン
助けてください!
小さなアイちゃん
修復不可能
窮余の一策
そしてホームへ
ババアの総大将
母との約束
恋する怒りん坊
もの書く機関車
みんな火山のせい
茶の間の光景
勉強なんぞできんでよろしい
ワガママもんの人間愛
犬ばあさん〔ほか〕

著者等紹介

杉山響子[スギヤマキョウコ]
1960年東京生まれ。『戦いすんで日が暮れて』『血脈』『九十歳。何がめでたい』などで知られる直木賞作家・佐藤愛子を母に、「嬰ヘ短調」で文藝賞を受賞した作家・田畑麦彦を父にもち、幼少期に両親の離婚を経験。89年に結婚し91年に桃子を出産。愛子センセイとは長年ひとつ屋根の下で暮らす。愛子センセイの愛読者には「娘と私」シリーズのキョーコさんでおなじみ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

161
今しかないーあの愛子先生の娘・響子さんが『私は母自身が忘れてしまった母を覚えているのだ。それを書く』書きましたね。切なくて苦しくて・・そうか先生は施設に入所されたのね。私自身、認知症の母との諸々を経ての今だから、響子さんの心労に頷きつつ何度も涙して読み進めた。勿論愛子先生の既読のエッセイで知ったあれこれも、響子さんの視点から読むと面白おかしくて・・いやいや響子さん、貴女にも佐藤家のDNAがしっかりと(笑)お友達の母の訃報に返信した言葉が沁みる。あとがきも好い。嗚呼、貴女は間違いなく佐藤愛子の娘ですよ。2026/02/02

Ikutan

59
佐藤愛子先生。102歳になられ、今は認知症で施設に入所されているとのこと。認知症を発症してから施設に入所するまでの家族のたいへんな日々と、子ども時代からの思い出を娘の視点で綴ったエッセイ。エネルギーを全て執筆に注いだ機関車の様な愛子先生。エッセイからもその気性の激しさは伺えたけれど、そんな先生に振り回される家族の苦労が赤裸々に。母親への矜持と怒り、悲しみや戸惑い、その複雑な思いが胸に迫って、何だが切なかった。思い出のエピソードは楽しく読んだが、友への返信に書かれた老いていく者に対する言葉には胸を突かれた。2026/04/09

R

49
作家・佐藤愛子の実の娘によるエッセー。憤怒の人たる母の生態と実際、過去の事件や想いを集めたものとしても面白い。しかし冒頭に怒れる母が認知症であるとわかってからの顛末に触れられていて、このあたりを合わせ見るとものすごく切ない内容だった。正直ずっとあの調子で元気なんだろうと勝手に思っていた読者であるが、その身内もまたそう思っていて、だけどそうではない事実と向き合うのは家族だけだと思うと辛い。その事実とは別で過去の話しを読めたら笑って終わってしまっていたろうと感じる、一遍の家族の物語だと思えた。2026/04/12

びぃごろ

20
2025年現在102歳となった佐藤愛子。90歳を過ぎても執筆活動を続けてスゴイと思っていたが、さすがに100歳を超えて身体が衰え傾眠が多くなる、そして頭も…。娘、杉山響子が母の今を語るエッセイ。病気や事故で亡くなるのでなければ、老衰は誰も避けては通れない。母の変わりように悲しくなったり、わけの分からなさに頭にきたり。思い出を交えながら、ありのままを書いてくれている。本の前半に出てくる「最後に母に会った日」が切ない。赤裸々に語るのはためらいもあっただろうが、書くことで全てを受け入れられたのではないだろうか。2026/03/25

hisa_NAO

19
娘、杉山響子さんから見た、『憤怒の作家』佐藤愛子センセイにまつわるエッセイ。2025年1月~12月に女性セブンで連載。 百歳が近くなった頃から現れた、認知症。その進行は、娘の知る母の消滅。エネルギッシュで時に理不尽だった母。母と娘の関係は、記憶と感情の坩堝で。現状の母、様々な記憶の中の母が、比較的淡々とした筆致で語られます。 抑えた筆ですが、恐怖と悲しみ、切なさやるせなさが、心に迫ってきました。2026/04/03

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