スキャンダル―墓場まで持っていかない話

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スキャンダル―墓場まで持っていかない話

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093886505
  • NDC分類 772.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

昭和の芸能事件が蘇る骨太ノンフィクション

「掴んだ“事実”は全部出す」「徹底的に追い詰める」そんな文春砲の手法に最近では批判の声も少なくないが、有名人のスキャンダルへの読者の関心は相変わらず高い。それでは写真週刊誌、女性週刊誌が全盛だった時代、当時の編集者や記者は何をどう取材し、どう伝えてきたのか。ネタ取り、裏取り、張り込み、ネゴ、あつれき…熾烈な取材活動の中で、彼らはたったひとつの“掟”を守りながら数々のスクープを飛ばしていった。女性セブン創刊55周年のいま、その真実をすべて明かす。
●沖雅也 涅槃にて
●百恵さんの大勝負
●ショーケンと墓標
●聖子という空前絶後
●大西結花と失踪社長
●堀江しのぶ 死に化粧

【編集担当からのおすすめ情報】
現代と違い、ワイドショーが全盛だった昭和の芸能界。当時は週刊誌だけでなく、ワイドショーやスポーツ紙を巻き込んだスクープ合戦が苛烈を極めた。そんな中でスクープを連発し続けた著者が、いかにして誰よりも早く、誰よりも深い情報を掴むことができたのか?芸能ニュースの裏側がすべて詰まった一冊です。

高部 務[タカベ ツトム]
著・文・その他

内容説明

あの日、あのとき、あの事件の真実をあなたはほんの一部しか知らない。ネタ取り、裏取り、張り込み、ネゴ、軋轢…封印された熾烈な取材活動の記録がいま明かされる。

目次

沖雅也 涅槃にて
百恵さんの大勝負
ショーケンと墓標
聖子という空前絶後
大西結花と失踪社長
堀江しのぶ 死化粧

著者等紹介

〓部務[タカベツトム]
1950年山梨県生まれ。『女性セブン』『週刊ポスト』記者を経て、フリーのジャーナリストに。新聞、雑誌での執筆を続ける傍ら、ノンフィクション作品を数多く手がける。2014年には初のフィクション作品となる『新宿物語』(光文社刊)を出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gtn

31
沖雅也の所属事務所社長であり養父の日景氏や、タレントOのスキャンダルにより、事務所が経営破綻に陥り失踪したN社長等、レポートする側とされる側に人間関係があれば、肉薄した読み物になることが分かる。2020/11/16

ばんだねいっぺい

28
 雑誌記者の回顧録。冒頭の沖雅也、日景さんのインパクトが強く、百恵さんや、ショーケンも出てくる中、最後まで引きずる感じだった。生々しい描写に、臨場感があり、写真のメモ書きには、リアリティーしか感じなかった。両親との葛藤か。2019/05/13

ごへいもち

23
嫌な世界だ。堀江しのぶは可哀そう。親御さんはどんなに後悔しただろう,合掌2019/01/26

Nobu A

14
市立図書館玄関前にあった処分本。他にも数冊。18年刊行。筆者は「女性セブン」と「週刊ポスト」を経てフリージャーナリストの経歴。題材にある山口百恵、松田聖子、沖雅也が活躍していた頃の世代。床屋に行って「女性セブン」等を待ち時間に読んでいたのを思い出した。あの頃は時間予約制もなかったし。その時の記事の拡張版。山口百恵の引退裏の所属事務所の駆け引き等、芸能界の裏を覗けて興味深い。気軽に読める一冊。記者の取材根性にも頭が下がる。スキャンダルを隠す時代からスキャンダルを犯さない時代に変わりつつあるのかなとも感じる。2023/12/24

やぎママ

7
ワイドショーが全盛だった昭和の芸能界の苛烈を極めたスクープ合戦の中でスクープを連発し続けた高部務の熾烈なまでの取材活動の記録。「沖雅也」「山口百恵」「萩原健一」「松田聖子」「大西結花」「堀江しのぶ」・・・懐かしいなあ。とはいえ、本の大部分はどこかで聞き覚えのある内容かな。でも、彼の、人の懐に深く入り込む術はすごい。そして話題が遠く過ぎ去った今でも優しい目で見護り、つながるところは、長年取材活動を続けてきた彼だからこそできる技なんだろうな。2018/12/03

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