出版社内容情報
視覚障害と聴覚障害の著者による交際術の本
障害のある人、ない人を対象として、両者をつなぐ会話術・交際術を具体的に解説する、コミュニケーション・ガイドブック。視覚障害と聴覚障害を持つ著者が、自らの体験をふまえて、ギャップを埋めるアイデアを提案。
内容説明
視覚障害者と聴覚障害者が書いたコミュニケーションガイドブック。障害のある人とない人のコミュニケーション・ギャップを埋める会話術・交際術の本。
目次
第1章 Q&Aこんなとき、どうしたらいい?(町で気持ちよく出会うには?;親しい仲での常識と思いやりって?;こっそり聞いてもいいですか?;職場でうまくやっていくコツは?;ビジネスにバリアフリーを生かす)
第2章 場面別交際術、人と出会おう、町に出よう!(飲食店で;商店で;駅や電車で;病院で)
第3章 ゆうことカリンの人生処方術(ゆうこ編;カリン編)
著者等紹介
芳賀優子[ハガユウコ]
1962年福島県生まれ。ヤマト運輸(株)に勤務のかたわら、(財)共用品推進機構などで弱視の生活者の視点から表現・発言活動を続ける
松森果林[マツモリカリン]
1975年東京都生まれ。(株)オリエンタルランド勤務等を経てフリーランスで執筆活動のほかユニバーサルデザインに関する表現活動に携わる
たけしまさよ[タケシマサヨ]
兵庫県生まれ。企画ページ、4コマギャグまんがから劇画まで多彩にこなす
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
newheaven
1
最近は発達障害関連の本ばかり読んでいて、外からわかりづらい障害だからこそやっかいよね、なんて思っていた。でも、聞こえづらい、見えづらいことも、外からはその「程度」がわかりづらい障害であった。弱視の方と難聴の方の対談本。世の中、いろいろな障害があるものだが、この本は明るく、でも頑張って元気を出している風でもなく、でも知らないことばかりで、興味深い面白さがあった。特に意図があって手に取ったわけではないし、さらっと読み流しただけなんだけど、なんとなく、また手に取りたくなる本。2013/08/23
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