出版社内容情報
花のうつろいにことよせて古代中国の詩から古今集へ、さらにてんめんたる江戸情緒へと、古典を道しるべに逍遥する文学と詩魂の世界。古典を縦横に探索しながら、現代に生きる花鳥風月の尽きせぬ興趣を語る季節のエッセイ集。
も く じ 春 さくら/花見千年/陽炎・遊糸/鯉・鮒の切目正さぬこそ/柳 夏 ほととぎす/粽・あやめ/牡丹/鮎/雨の宇治川/ほたる/七夕/撫子・常夏/海/火はあなたにほのかなり/氷/まつり 秋 菊/秋の七草写し/明恵上人の月/桜紅葉・椋の葉/そばの花・紅葉狩/児手柏の両面に/海住山寺参詣記 冬 霜/水鳥/寒暑節をあやまつ/初詣で/門松・雑煮・七草/梅/宮廷文学と梅/伏見の雪/酒 四季 日本人 詩の伝統/日本文学と季節観 あとがき
内容説明
いまも変らぬ日本人の美意識。春は桜から冬は雪見酒まで、古典の世界を縦横に探索しながら四季折々の風物にあそぶ、詩情あふれる珠玉のエッセイ集。
目次
春(さくら;花見千年;陽炎・遊糸;鯉・鮒の切目正さぬこそ;柳)
夏(ほととぎす;粽・あやめ;牡丹;鮎;雨の宇治川;ほたる;七夕;撫子・常夏;海;火はあなたにほのかなり;氷;まつり)
秋(菊;秋の七草写し;明恵上人の月;桜紅葉・椋の葉;そばの花・紅葉狩;児手柏の両面に;海住山寺参詣記)
冬(霜;水鳥;寒暑節をあやまつ;初詣で;門松・雑煮・七草;梅;宮廷文学と梅;伏見の雪;酒)
四季(日本人 詩の伝統;日本文学と季節観)
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