革命の血―REVOLUTIONARY BLOOD

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  • サイズ 46判/ページ数 416p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093867030
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

ハードボイルドは死なず!

「裏切りと破壊、薄汚れた時代をぶったぎる瞠目のハードボイルド」 “レジェンド”志水辰夫氏も認めた新時代のエンタメ超大作!

平成末期の2019年、神奈川県警の元公安刑事・吾妻仁志が爆殺された。吾妻が生前追い続けていた過激派組織“日反”の関与が濃厚だという。爆弾闘争を繰り広げた日反は幹部らの中東逃亡や内部分裂を経て、事実上の休眠状態だった。なぜ今になって?

平成元年の1989年、横総大の学生・沢木了輔は、吾妻の命を受ける形で、同大の日反組織に潜入していた。接近したのが日反幹部の娘とされる月原文目だ。沢木は文目とともに警視庁と合同で立案されたプロジェクトに深入りしていくも、悲劇とともに計画は頓挫した。

改元前夜、血塗られた30年前の計画に、公安刑事となった沢木が分け入ると官邸、警察、過激派、それぞれの思惑が絡まった国家の陰謀が見えてきた。相次ぐ関係者の死、行方をくらました日反幹部の出現、そして裏切り…ノンストップで展開する新時代のハードボイルド、ここに完成!


【編集担当からのおすすめ情報】
第15回「このミステリーがすごい!」大賞・優秀賞を受賞し、2017年に『県警外事課クルス機関』でデビュー。以降、数々の警察・諜報小説を発表してきた著者ですが、意外にも、本作が単行本デビューとなります。また、大学時代を過ごした横浜が舞台です。広く、そして深く…スケールアップしたエンタメ超大作をぜひお楽しみください。

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本書は、アクセシビリティに配慮した本です。視覚障害・肢体不自由などの理由で必要とされる方に、本書のテキストデータを提供いたします。
本書巻末よりお申し込みください。
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内容説明

平成末期の2019年、神奈川県警の元公安刑事・吾妻仁志が爆殺された。吾妻が生前追い続けていた過激派組織“日反”の関与が濃厚だという。爆弾闘争を繰り広げた日反は幹部らの中東逃亡や内部分裂を経て、事実上の休眠状態だった。なぜ今になって?平成元年の1989年、横総大の学生・沢木了輔は吾妻の命を受ける形で、同大の日反組織を監視していた。接近したのが日反幹部の娘とされる月原文目だ。沢木は文目とともに警視庁と合同で立案されたプロジェクトに深入りしていくも、悲劇とともに計画は頓挫した。改元前夜、血塗られた30年前の計画に、公安刑事となった沢木が分け入ると官邸、警察、過激派、それぞれの思惑が絡まった国家の陰謀が見えてきた。相次ぐ関係者の死、行方をくらました日反幹部の出現、そして裏切り…ノンストップで展開する新時代のハードボイルド、ここに完成!

著者等紹介

柏木伸介[カシワギシンスケ]
1969年、愛媛県生まれ。横浜国立大学卒。第15回「このミステリーがすごい!」大賞・優秀賞を受賞し、2017年に『県警外事課クルス機関』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

211
初読み作家さん柏木伸介さんの最新作でとても面白く読みました。公安警察VS左翼過激派組織”日反”の暗闘を描くスパイハードボイルド小説の力作ですよ。1989年当時、横総大の学生で公安の犬だった主人公・沢木了輔が目前で教授が爆弾テロで殺される現場を見て、その30年後の2019年に刑事となり関係者の死が相次ぐ事件の謎を追いかける。誰もが信じられない錯綜する殺伐たる裏切りのドラマで、過去と現在が交互に綴られ非常に複雑ですが非情な中にも抒情的な恋愛要素の人間ドラマも挟まれ読み応え十分でしたよ。#NetGalleyJP2024/04/10

ヒデミン@もも

42
柏木伸介さん初読み。タイトルの革命も興味外なのに呼ばれた気がして手に取ったが正解。エピソード0の始まりが『爆弾とともにあった人生が、爆弾によって終わろうとしている』だものドキドキ。しかし、想定よりグロさはなく、淡々と進む。裏切り者は誰か。誰も信じるな。読むほどに物語に引き込まれていった。参考文献の数もすごい。他の作品も読んでみる。2024/09/29

PEN-F

39
この物語では公安の敵として登場する左翼過激派の幹部達。爆破テロなどの暴挙も犯した。もちろん彼等に好意的な感情は湧かないが、それでも彼等を嫌いになることもできなかった。革命を起こすには、自分の国を心の底から愛していなければ決してできないことなのだろう。だからこそ腐敗した政権中枢の私欲と利権に我慢ならなかった。彼等は正義という言葉を使わなかった。分かっていたのだろう。血塗られた革命の後に明るい未来が来ないことも。いつの日か無血革命なるものが存在してくれることを祈って。2024/03/19

rosetta

37
★★✮☆☆1989年と2019年を行き来しながら物語は進む。学生運動の終末期と公安のスパイになった大学生。とても面白くなりそうな魅力的な題材だと思うが仕掛けに凝りすぎていてうっとおしい。話をややこしくすることだけを目的にトリックに凝る新本格派みたい。かなり重要なキーマンが主要登場人物になかったりするのも仕掛け?それとも編集の怠惰?実際の学生運動と公安の丁々発止はここまで複雑化されていたのか、当時学生だった自分にも分からないが、もっと話をスッキリと絞ればもっと傑作になったのにと思う2024/03/23

hirokun

35
星3 新左翼過激派と警察公安を巡る警察小説。私の好きなジャンルでもあり面白く読ませてもらった。作品中に出てくる横浜総合大学というのは実際には横浜国立大学であり、作家の出身校でもあるようだが、この大学は多くの過激派を輩出し、過激派の拠点校の一つになっていた記憶がある。私の大学受験当時には、まだ、一期校、二期校の区分があり、よ横国大は、二期校の雄であり東大受験者のすべり止めになっていた記憶がある。先日、会社で企業連続爆破事件、狼の牙、ハラハラ時計を話題に出してみたが、知っているものは誰もいなかった。2024/03/19

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