猫のマルモ

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  • サイズ B6判/ページ数 276p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093864138
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

言葉の達人・大宮エリーの心に沁みる物語集

「猫のマルモ」では仕事における才能の意味を。
「青ガニのサワッチ」ではコンプレックスへの向き合い方を。
「はみだしトン子」では自分の人生を自分のために自分らしく生きることを。
「フクロウのフォーフォー」では知識ではなく、心で感じることの大切さを。
「杉の木トロール」では、夢をあきらめず見続けることのきらめきを。
「陶芸家のチーちゃん」では大切な人を信じることの強さを。
「ツバメのくるり」では愛することの尊さを・・・。
全7編を通じて人間に必要なこと、考えるべきことを問いかけます。
一見、大人の童話のような読みやすい親しみやすいパッケージ。
そこには、強い強い人間への愛と人生への応援が込められています。
誰にでも思い当たる日々の苦悩や不安や行き詰まっていることをテーマに書かれているので、共感できる部分がたくさんあるはずです。
読めば必ず心が洗われ、癒やされ、温められる…。
そんな、いつまでもいつまでも大切にしたくなるような、新しい大人のファンタジー小説の誕生です。





【編集担当からのおすすめ情報】
映像、音楽、映画、絵画・・・。様々な世界でマルチな才能を発揮し、引っ張りだこの大宮エリーさんがどうしても人々に届けたかった短編小説集。今回、以前雑誌に掲載された幻の名作「猫のマルモ」「青ガニのサワッチ」を収録。さらに、それ以外の5編書き下ろしに挑んでいただきました。
「言葉の天才」エリーさん渾身の一冊は、誰もの心に柔らかく入り込む童話のようでもあり、人間の真理を突く哲学のようでもあり。大宮エリーさんならではの世界観に溢れた一冊となりました。
皆さんは、どのお話が心の宝物になりましたか。心が疲れている方にとっての栄養剤でもあり、また心を浄化する清涼剤のようでもあり・・・。必ず、どんな方にも、心の宝物となる一編が見つかるはずです。
出会いと別れの時期に大切な人へのプレゼントとしても最適な一冊です。

内容説明

強い強い人間への愛と人生への応援。心に沁みる、7つの短編小説集。

著者等紹介

大宮エリー[オオミヤエリー]
作家/脚本家/映画監督/演出家/CMディレクター/CMプランナー。1975年大阪生まれ。舞台・テレビドラマ・CMの脚本や演出を手がけるほか、体験型個展も数々発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

❁かな❁

147
お気に入りの大宮エリーさんの作品を読むのは8作目。今回もエリーさんの温かさ溢れる作品。大人の為の童話*雑誌のお仕事で「働く人たちが読んだら励まされて癒されて泣ける話を書いて」と依頼されて『猫のマルモ』を書き、あと6本は書き下ろし。本当に童話のようで動物たちが主人公でストーリーもシンプルでわかりやすく社会についてや人生においての大切なことが描かれています。私は7編のうち4編で涙しましたが特に『フクロウのフォーフォー』『ツバメのくるり』で泣いてしまいました(இдஇ; )エリーさん、やっぱり最高!ありがとう♡2015/06/04

優花 🍯モグモグ

77
主人公が動物や樹木の話。どの話も心が温まったり心がピュアになれる気がしました。いつもと違う角度から見ると、見慣れた景色が違って見えたり新しい景色が見える。大人になるにつれて当たり前のことが当たり前じゃなくなり、自分の可能性を狭めたりしている気がしました。この本を読むとハッと気付かされることが多いです。2016/08/09

chimako

76
あとがきはなくても十分伝わるお話7編。辛いことが先に有ったり、嬉しいことの後でじわじわ来たりするので、うっかり気を許すとざわざやイライラで眉間にシワがよる。が、どれもちゃんと救いがあって「あぁ、良かった」とホッとする。杉の木の話がすき。アド街に出てる大宮さんのイメージとは違いすぎて、もう一度録画したアド街観たいと思います。2015/09/18

美登利

63
大人の童話集です。主人公は動物、植物。人間の抱える悩み、苦しみをエリーさんの心に描いた生き物たちが代弁しているイメージの物語です。あとがきにも詳しく書かれていますが、童話は大人が子供たちの為に書いたものだけれど、そこには深い意味があるものですよね。特に今の時代に照らし合わせて、自分のことがよく分からない、自信がない、何を目指して生きていけば良いのか?、もうとっくに子供を卒業したのに、迷っている大人たちに向けて書かれたエリーさんからの贈り物でした。私は「青ガニのサワッチ」が一番情景が浮かびました。2015/05/26

ぶんこ

61
大宮さん初読み。 全く知らない方なので、略歴と後書きで想像を逞しくしています。 ツバメのくるりでは泣いてしまい、他の作品もグッとはくるのですが、なんとなくイマイチ感が抜けないのです。 どうしてなのかは自分でも判らないのですが、良い作品なのは確かなのに? 2015/08/21

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