出版社内容情報
『マンゴスチンの恋人』の著者、待望の新作
茜、19歳。夭逝した著名な画家・岸杜秋のひとり息子。
爽子、27歳。20歳の時に結婚して3か月の夫・秋を亡くす。
遺された「唯一の家族」として、互いが亡き人の思い出を抱きながら7年を過ごしてきた。いつしか大人の入口に立っていた茜は、さまざまな出会いを重ねて子どもの時代からの決別を余儀なくされていくーー。
第12回小学館文庫小説賞受賞作であり、『ダ・ヴィンチ』プラチナ本にも選ばれた『マンゴスチンの恋人』の遠野りりこ、待望の最新作。前作ではセクシャルマイノリティの恋を繊細に描いた著者が、本作では血縁に無い唯一の「家族」を通して、主人公の少年期との決別を爽やかに、切なくほろ苦く描きます。
内容説明
茜、19歳。夭逝した著名な画家・岸杜秋のひとり息子。爽子、27歳。20歳で結婚、3か月後に夫・秋を亡くす。遺された“家族”として、亡き人の思い出を抱きながら互いを拠り所として7年を過ごしてきた。いつしか大人の入口に立った茜は様々な出会いを重ねて子ども時代からの決別を迫られていた―。
著者等紹介
遠野りりこ[トオノリリコ]
1975年、東京生まれ。2008年、「朝顔の朝」で第3回ダ・ヴィンチ文学賞読者賞を受賞、『朝に咲くまでそこにいて』(同作品改題)でデビュー。2011年、『マンゴスチンの恋人』で第12回小学館文庫小説賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
ぶんこ
そのぼん
しょこら★
岬