出版社内容情報
神の手を持つ医者はいないがこの病院では奇跡が起きる
栗原一止は信州の病院で働く、悲しむことが苦手な内科医である。ここでは常に医師が不足している。専門ではない分野の診療をするのも日常茶飯事なら、睡眠を3日取れないことも日常茶飯事だ。
そんな栗原に、母校の医局から誘いの声がかかる。大学に戻れば、休みも増え愛する妻と過ごす時間が増える。最先端の医療を学ぶこともできる。だが、大学病院や大病院に「手遅れ」と見放された患者たちと、精一杯向き合う医者がいてもいいのではないか。
悩む一止の背中を押してくれたのは、高齢の癌患者・安曇さんからの思いがけない贈り物だった。第十回小学館文庫小説賞受賞作。
【編集担当からのおすすめ情報】
第二弾『神様のカルテ2』は、9月末日発売!
第二弾は読み応えじゅうぶんの長編です。
第一弾より、100ページ増!
夏川 草介[ナツカワ ソウスケ]
著・文・その他
内容説明
神の手を持つ医者はいなくても、この病院では奇蹟が起きる。夏目漱石を敬愛し、ハルさんを愛する青年は、信州にある「24時間、365日対応」の病院で、今日も勤務中。読んだ人すべての心を温かくする、新たなベストセラー。第十回小学館文庫小説賞受賞。
著者等紹介
夏川草介[ナツカワソウスケ]
1978年大阪府生まれ。信州大学医学部卒。長野県の病院にて地域医療に従事。『神様のカルテ』で第十回小学館文庫小説賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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