蜻蛉の夏

個数:
電子版価格
¥1,980
  • 電子版あり

蜻蛉の夏

  • ウェブストアに350冊在庫がございます。(2025年10月15日 23時19分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 608p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093801317
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

命を削り今を生きる「止観の道士」たち

時に精神は現実を凌駕する――

織田信長が天下統一へ向け着々と歩みを進めていた元亀元年(一五七〇年)、京の街でこれまで交わることのなかった「止観の道士」たちの運命が交錯する。
「水観」の円四郎、「炎観」の平助、「月観」の桂月。
現実と幻想の狭間で揺れる自己矛盾、その道士という生き方にあえぎながらも、厳しい修行の末に彼らが得た止観の力は、やがて到来した織田家との戦いに大きな影響を与えていく――。

歴史上一切語られることのなかった儚き者たち。
その生の輝きと熱情が、乱世の闇を鮮烈に切り裂く!
『ヒートアイランド』 『ワイルド・ソウル』 『室町無頼』に連なる
垣根ワールドのエンターテインメント最高到達点!!

「25年小説を書いてきて初めて、全てをエンタメに振り切った物語を書いた」(著者)


【目次】

内容説明

「水観」の円四郎、「炎観」の平助、「月観」の桂月。歴史上一切語られることのなかった儚き者たち、その生の輝きと熱情が、乱世の闇を鮮烈に切り裂く!

著者等紹介

垣根涼介[カキネリョウスケ]
1966年長崎県生まれ。2000年『午前三時のルースター』でサントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞。04年『ワイルド・ソウル』で大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞の史上初となる三冠を達成。05年『君たちに明日はない』で山本周五郎賞、16年『室町無頼』で本屋が選ぶ時代小説大賞、23年『極楽征夷大将軍』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

97
VS信長!垣根さんが描く止観の道士たちの物語を面白く読んだ。「強欲という今の時代の波に守られている」信長は狙って殺すことは出来ない。よって、滅びるまで織田家の敵対勢力を助けていくと言う師匠・承元の言葉が『水観』の円四郎を支える。そして『月観』桂月、『炎観』平助と三人の熱い夏が胸を打つ。はぁ・・久しぶりの垣根さんを堪能した。2025/10/15

のぶ

56
「止観の道士」という、歴史の裏街道を孤独に歩いてきた者たちが乱世で暗躍する、ある種のアウトロー小説。水観の円四郎、炎観の平助、月観の桂月。馴染みのなかった登場人物だが、信長の野望に突き動かされて行動する姿が興味をそそった。2025/10/10

てつ

24
一冊でこのボリュームは連休でもなければ読みきれません。もともとあやかしもののような類いは読まないのですが、垣根さんは好きなので一気読みです。ちょっとだけはまりました。垣根さん好きならすぐにでも手に取るべき本ですね。ただ癖は強いので心得ながら読んでくださいませ。一応はお薦めです。2025/10/13

たかあき

4
2013年「光秀の定理」2018年「信長の原理」に続く垣根先生の織田物。 光秀はモンティ・ホール問題を信長は2 6 2の法則をネタにした歴史物(だったはず)で今回はその裏表だった2作の外側という世界観。筆者が「エンタメに振り切った」と言うだけあるエンタメ作品で一言で言えば戦国青春小説に止観という異能を組み込んだ作品。読みながらに修行の風景や止観の攻撃を脳内でどこまでビジュアル化できるかで評価が分かれる。個人的には疾走感の失われた「極楽征夷大将軍」とこれで垣根涼介は打ち止めで良いかという感想。2025/10/01

K

2
著者いわくエンタメ小説とのことだけどこれは新境地!止観の凄さと限界も文章から頭に浮かんでくる。群像劇だけどみんな魅力があって面白い。蜉蝣の夏…って青春だわ!2025/09/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22836126
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品