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琉球ボーイズ―米軍統治下の沖縄に大リーガーを本気にさせた男たちがいた

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093797252
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0095

内容説明

「どうせ、内地のチームには勝てっこない」沖縄の社会人野球では絶大な人気を誇る4人も、九州大会では常に敗退。だがそんな彼らに先んじて、地元の高校生が初の甲子園出場を果たす。「俺たちはいつからあきらめるようになっていたのか」後輩たちの偉業を前に拭いきれない自責の念…。そこに統治者・米軍から思いもよらぬ指令が届く。「大リーグ、デトロイト・タイガースと対戦せよ」「この一球で決めてみせる」バッターは大リーグ史上最年少で首位打者に輝いたデトロイト・タイガースの主砲、アル・ケーライン。封印されたウチナンチュの活躍を描き出す青春ノンフィクション。

目次

第1章 職域野球
第2章 内地の壁
第3章 プロアマ規定
第4章 秘密と黙認
第5章 琉球ボーイズ
第6章 その後の沖縄野球

著者等紹介

市田実[イチダミノル]
スポーツライター。1964年栃木県生まれ。大学在学中から週刊誌記者となり、卒業後、映画・ビデオ制作会社に勤務した後、フリーランスライターとなる。現在は野球を中心にさまざまなスポーツを精力的に取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かみーゆ

1
これは面白かったなー。アメリカ統治下の沖縄で、慰問に来た大リーグのチームと対戦した在留米軍チームに当時の社会人野球で活躍していた日本人選手がいましたってだけで興味をそそられすぎるし、しかもプロアマ協定のせいで大っぴらにできなかったなんて言われたら面白くないわけがない。それをちゃんと当事者に取材して書いてるんだから間違いないですよ。安仁屋さんからもいい話聞き出してるし、本当名著だなこれ。なんで今まで知らなかったんだろう。もっと読まれていい本だと思います。2023/09/07

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