新ニッポン百景―衣食足りても知り得ぬ「礼節」への道標として〈’95~’97〉

新ニッポン百景―衣食足りても知り得ぬ「礼節」への道標として〈’95~’97〉

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  • サイズ B6判/ページ数 407p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093795739
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

世紀末ニッポンに出現した思わず「レレレッ」とする百の風景を、作家・矢作俊彦が鋭利な言葉で切り取る。

 たとえば、今年話題になった諫早湾の干拓事業が、あらためて国家事業の無駄や無策を象徴したように、90年代後半を迎えたニッポンの姿には、さまざまな矛盾や歪みが生まれてきています。70年代に田中角栄元首相が『日本列島改造論』で謳った「地方の均等ある発展」は、新幹線や高速道路、ダムなど地方に巨大な建造物を出現し、その景色を一変させてきました。しかし、ここにきて、これら計画の変更が相次いでいます。採算性や環境問題など理由は様々。行き過ぎた開発の代償として生まれた無駄なモノが、今のニッポンにはあふれています。本書では、北は北海道から南は沖縄まで、これらが造る奇妙な風景群に作家・矢作俊彦氏が、鋭い筆致とレトリックで切り込んでいます。副題には、「衣食足りても知り得ぬ礼節の道標として」とあるように時にそれは、90年代後半に生きる日本人の心のあり方を説いております。

内容説明

この国にはあまりにも無駄なものが多すぎる。日本列島にあふれかえる世紀末の空虚なる風景群を鋭利な言葉と写真で検証する。

目次

島の論理―沖縄県・恩納村
ゴーストタウンの決闘―千葉市・緑区
日本で一番長い「見せ物」―青森県・鶴田町
遠い渚―神奈川県・茅ケ崎市
とってつけた未来―千葉市・美浜区
『すまん』の『す』の字―熊本県・水俣市
恐竜の在る村―和歌山県・花園村
バイバイ、バブルボックス―沖縄県・浦添市
健闘を祈る―沖縄県・北中城村
錆びついた「未来」―沖縄県・本部町〔ほか〕

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