内容説明
百年の間、外部に様子が伝えられたことのない宮殿より取材許可を得て、伝説の島を訪れたミチルとウォーカロンのロイディ。一夜にして海に囲まれたと言い伝えられる島には、座標システムも機能しない迷宮の街が広がり、かつて会った女性に酷似した女王がいた。あらゆる前提を覆す、至高の百年シリーズ第2作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
101
「生きているとはどういうことですか?」⇒「あなたが生きていればあなた以外の誰かがあなたに会いたいと思う。他人にそう思わせるキーワードが来ていること」。これには感動しました。小難しい(大難しい?)哲学やら文学やら何やかんやよりも、これが一番ブッ刺さりました。しかし、このようなシンプルところに行き着くには相当な遠回りが必要と推測されますが、これに辿り着けるのであれば遠回りだろうがなんだろうが構わないとすら思いました。2026/05/24
ehirano1
100
「生きているとは何か?」をSF的に且つ、ミステリーを交えて展開し、そして問うプロットがもう素晴やら楽しいやらでたまりません。2024/03/16
ehirano1
76
「不思議とは将来の理解への予感のようなもの」。このような見解というか、こんなふうに考えることができることに、溜息が出ます。もう畏敬の念しかありません。2025/11/29
ソラ
42
新潮文庫版で読んでたけれどもメグツシュカが出てくる以外はさっぱり忘れていたので新鮮な気持ちで読了。Wシリーズと対になるのだろうか、どちらもウォーカロンが題材だし。Wシリーズはこれまであんまり読めてなかったけれどもこれを機に読んでみようかなと思う。2017/04/02
annzuhime
39
百年シリーズ2作目。一夜にして海に囲まれた伝説の島。そこに聳える宮殿。首を切られた僧侶。生きるとはどういうことなのか。人間とはなんなのか。なんか今回もすごく深い議論が交わされているけど、うまく説明できない。会話のやり取りがテンポよく進んで、みんな頭の回転が早すぎるなーと思ってみたり。なかなか手に取りにくいほどの長編だったけど、読みやすかった。次の3作目は奇書と言われる難題。さて、読めるかな。2024/02/27
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