出版社内容情報
気取った音楽はブっ飛ばせ！ 鼻の高いクラシック通なんて蹴っ飛ばせ！ モーツァルトやベートーヴェンなど、15組の大作曲家たちと、今すぐ、お友だちになれる本音の入門書。約300枚のソフト紹介なども収録。
ロックやポップスなどは楽しんでいても、クラシックは苦手……という人の多くは、“なんだか難しそう”“何を聴いていいのかわからない”というような、敷居の高さを感じているのではないだろうか？ そんな人たちに向かって“もっと気軽に、感じたままに楽しもう”と本書は訴えかける。そう“クラシックは難しくなんかない”のだ。 本書はクラシック入門書ではあるが、専門書ではない。あるときは、ワールドカップサッカーの話から、あるときは、オリンピックの話から、音楽のすばらしさについてふれていく。“プッチーニは、オペラ界のイチローだ”“バッハは、バロック時代のコムロだ”“ヴェルディは、演歌師だ”……、著者独自の視点で、ベートーヴェン、モーツァルトほか15組の大作曲家について語っていく。その軽妙かつ、ユーモアのある文章にふれるうちに、いつしか教科書の中にいた音楽の達人たちが、古くからの友だちのように身近に感じられ、その音楽にふれてみたくなる……。 約300枚の著者自選のソフト紹介。また、バッハ誕生からバーンスタイン死去まで、15組の作曲家の生きた時代が明確にわかる、著者渾身の私家版音楽年表も収録。 クラシック聴かず嫌いのあなたの魂のウロコが落ち
目次
天の巻（偉大なる「超凡人」―ベートーヴェンなんてブッ飛ばせ！ ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン；生涯青春を謳歌した超ゴーマン男―凡人には絶対に真似のできない男の一生 リヒャルト・ワーグナー ほか）
地の巻（純情な狂気、ロマンチックな悪魔―正しい狂気のあり方 エクトル・ベルリオーズ；「女の論理」に生きたパロディスト―女は、男よりも永遠なのだ リヒャルト・シュトラウス ほか）
人の巻（天才は常に「不遇」である―マスコミは天才を理解できない レナード・バーンスタイン；ベートーヴェンの後継者の「青春の苦悩」―マーラーは、単なる甘えん坊か、真の哲学者か？ グスタフ・マーラー ほか）
神の巻（爛熟・絢爛・変態（バロック）をきわめた音楽の職人―大バッハは、最高のＣＭソング・メーカー？ ヨハン・セバスティアン・バッハ
「新ウィーン楽派」なんてコワクナイ―小学生には、英語教育より、現代音楽教育を シェーンベルク、ベルク、ウェーベルン ほか）
感想・レビュー
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たろーたん
おとしん
