内容説明
ソニーグループシニアアドバイザー・平井一夫氏(ソニー前社長・『ソニー再生』著者)、渋谷教育学園学園長・田村哲夫氏推薦! 豪華対談も巻末に同時収録!
メタバース、Web3、VR、AR、MR、プログラミング的思考、探究学習、PBL、海外進学…
ソニー流「学びの科学」で未来の教育はこんなに変わる!
ソニーグループ気鋭のフューチャリストが20年後までの「学びの未来予測」を縦横無尽に語り尽くした、すべての親と教育者必見の一冊!
目次
はじめに ーー2040年、学びは超・劇的に変わる
第1章 教育の未来を決める5大当事者
第2章 教育改革は「個別最適化」で加速する
第3章 「探究型学習」で先の見えない時代を生き抜く力を身につける
第4章 学校では教えてくれない「プログラミング教育」の本質
第5章 ソニー流「教育×メタバース」の新世界
特別対談1 平井一夫(ソニーグループ シニアアドバイザ―)×礒津政明
特別対談2 田村哲夫(学校法人渋谷教育学園 学園長)×礒津政明
おわりに ーー人と人とのつながりが、新たな教育経済圏を生み出す
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaida6213
5
これからの教育がどうなっていくのか。出口の選択肢が変わらない限り途中のプロセスが劇的に変わることはないと思う。中高に自由度があることは大いに結構だけれども。2024/03/13
Riopapa
3
教員養成の仕事に携わっているが、正直、自分の受けてきた教育とこれからの日本が目指すべき教育が違いすぎて、自分自身どうすればいいのかわからない部分が多すぎる。2023/04/10
カエル子
3
自分の子どもに対する親としてのかかわり方や、子どもたち自身の反応や取り組みが詳しく紹介されていて勉強になりました。うちは子どもがいないので、教育界のこと知らなさすぎるのです。あと、子どもを持つ親の本気度を見せつけられました。ダイバーシティと個別最適化が肝になりそうですが、学校サイドの変革はまだまだ時間がかかりそうなので親のがんばりも必至。そうして格差はさらに広がりそうな嫌な予感もしますが、渋学の学園長の「子どもの力を信じる力」がすごくて感動しました。そんな教育者の存在にホッと胸をなでおろすなど。2022/10/05
安土留之
2
個性ある子どもを育てる、ということがメインとなるテーマだが、時折でる「本音」のような話には、この本自身がタテマエの話ではないか、と思ってしまう。 たとえば、「東大さえ変われば、受験競争は終結する」とすると書きながら、巻末の対談では、東大に何人はいったからスゴイ、などと話している。また、リベラルアーツは重要と言いながらも、一方では古文や百人一首は社会に出て役立たないので意味がない、などと言う。理想を語りながらも、底の浅い薄っぺらなプラグマティズが露呈している。ソニーの宣伝本という感じでしょうか。2023/03/19
だとじう
2
WEB3などのテクノロジーが、教育にどう関わってくるのか、といったあたりは、大変興味深い。 一方で、学校の葛藤や努力といった部分に対する配慮に欠けているように感じ、残念だった。 総じて、筆者の個人的な経験をもとに思いを執筆している感があるのは、この手の本のありがちなところ。 技術✖️教育という一点で、勉強になった。2022/07/27