出版社内容情報
白土三平氏が身をもって迫る“味の原点”
トウドウッ、エソのさんが、カニコ汁などなど、房総に住む著者が、季節感あふれる日本の味を、独特の視点で紹介する写真エッセイ。グルメ・ブームといわれる昨今だが、その反面、古くから生活に根ざした本来の味が忘れられてはいないだろうか。著者は身をもって、その土地その土地、かつ四季折々の味の原点を私達に教えてくれる。
内容説明
食事の前に祈り、日を拝した古人らは、我々より自然のありがたさと、労働の価値を知っていたのだろう。自然を愛する著者が、忘れられつつある“自然の味の原点”を、身をもって教えてくれる異色のフォト・エッセイ。
目次
土あけび―ラン科ツチアケビ属の腐生植物
ヤマンモン―房総地方のハコフグの俗称
カクレツ貝―汁のタネとしてなじみ深い貝
トゥドゥッ―薬草にもなる貴重な山草。和名ツルニンジン
はえとり―ベニテング茸の俗称
イナゴ―酒の肴に 貴重な蛋白源
ヌメリスギタケ―樹上高く群生するきのこ
オジボウズ―松茸にそっくりのきのこ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっし~
1
傑作『カムイ伝』著者による無骨の極みの食レポート。 著者は千葉で漁業に携わる傍ら、漁撈採集とでもいうべき「生」の山海の幸を収穫し、実際に食する異色の食物誌。 印象的なものは「カクレツ貝(け)」「イナゴ」等。奇麗ごとではない、飢えを凌ぐために先人が命懸けで食材を探し出した過酷な歴史の追体験の記録といえる出色・異色の一冊。
寺島ヒロ
0
漫画家としても有名な白土三平氏のフィールド・ノート。美味しそうな山の幸や、レシピ、美しい山の風景写真などが掲載されています。モズクガニの汁はうち(大分県)の方でも作ります(ガン汁と言います)が、出来上がったガニの具の色が薄いのに驚きました。こういうものにも地域性があるのですね。イラストこそないですが、自然とともに生きるとはどういうことか、人間として自然にどう向き合うべきかなど氏の持論が随所に散見できる盛り沢山な内容です。2013/08/07
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