内容説明
理性の限界事例に即して徹底思考する理性の自己批判。
目次
序論 ミルフィーユとしての記述
第1章 いじめの論理学
第2章 沖縄戦「集団自決」をめぐって
第3章 “声”を聞くこと―ハンセン病の強制収容
第4章 破壊のあとの鎖列―水俣の経験から
第5章 廃棄物の論理学のために
第6章 死刑場の設計
第7章 原子力発電の論理学
終章 鉄鎖を解く哲学の任務
著者等紹介
古賀徹[コガトオル]
九州大学准教授。1967年熊本県生まれ。北海道大学文学研究科博士課程単位取得。博士(文学)。専攻は哲学。2000年から2001年、ドイツ・フランクフルト大学にて在外研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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