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出版社内容情報
母のこと、父のこと、そして夫のこと。レーナ・マリアが歩んできた道のりと、それを支え応援した人々のこと。日々の生活の中で感じたことをありのままにつづった最新エッセイ。彼女の優しい歌声と笑顔の向こうにあるたくましさと勇気を教えてくれる一冊です。
重度の障害を持つスウェーデンの女性シンガー、レーナ・マリアの最新エッセイ。レーナは、日本のファンにとって“人生の成功者”。本書では、彼女がどのように自己を確立し、夢を実現して幸せを手に入れたか、ユーモアを交えながら率直につづります。テーマは「家族の大切さ」。レーナ・マリアには、ふたつの家族があります。ひとつは彼女を育ててくれた父と母の「家族」。もう一つは、夫・ビョーンと作り上げている家族です。なぜ彼女が、ハンディキャップを持ちながら、歌手として日本やヨーロッパで活動できるのか、その理由を「家族」をキーワードに描いています。彼女の笑顔の向こうにあるたくましさを教えてくれる、若い女性必読の一冊です。
内容説明
明日のことを心配せず、今日をせい一杯生きる、レーナ流“幸福術”。
目次
レーナ・マリアとともに生きて
わたしの母
幸せな子ども時代
両親の信頼のもとで
夫婦愛が最高のプレゼント
ビョーンとわたし
ハンディキャップはジャンピングボード
日本の友だち
善光寺の夜
幸せになる21の方法
わたしの英語の学び方
休息こそ豊かな人生
自分のことを好きになる
神様は最高の友
新しい挑戦
著者等紹介
クリングヴァル,レーナ・マリア[クリングヴァル,レーナマリア][Klingvall,Lena Maria]
1968年9月28日、スウェーデン中南部のハーボ村に生まれる。出生時から両腕がなく、左脚が右脚の半分の長さしかないという原因不明の障害を負う。3歳の頃から水泳教室に通う。スウェーデン代表として、世界障害者水泳選手権などに出場、数々のメダルを獲得する。1988年には、ソウルで開かれたパラリンピックで好成績を収める。幼い頃から音楽に親しみ、高校の音楽専攻科を卒業後、ストックホルム音楽大学現代音楽科に入学。1991年大学卒業後、本格的な音楽活動を開始。1992年以降、日本では毎年彼女のコンサートが開かれ、各地で好評を博している
ビヤネール多美子[ビヤネールタミコ]
在スエーデンジャーナリスト。1935年生まれ。ストックホルム大学卒業。スウェーデンから日本のメディアに寄稿している
瀬口巴[セグチトモエ]
在スエーデン翻訳家。1946年生まれ。早稲田大学卒業。いろいろな分野の翻訳に携わっている
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