春のウサギ

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春のウサギ

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  • サイズ 46判/ページ数 189p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784092906440
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

繊細な少女の気持ちによりそう優しい物語

かわいそうなアミ―リア。
みんながそう言う。
本当にわたしはかわいそう?
大好きな陶芸工房に出かけよう。
そうしたら元気が出るかもしれない・・・・・・。

陶芸工房に通うアミーリアは、ウサギの置物作りに熱中していた。春休みになり、いろんなポーズのウサギを毎日作って並べて楽しんでいた。そこで出会ったケイシーと意気投合。誰にも話したことのない悩みを話すようになる。
アミ―リアは、小さいころに死に別れたお母さんと会いたいとケイシーに打ち明けた。
すると、ケイシーはある提案をする。
「あそこにいる女性がお母さんだと仮定してみようよ」と。
物語は、思わぬ方向に展開していくのだが…。

【編集担当からのおすすめ情報】
内気なアミ―リアが、友だちをきっかけに少しずつ気持ちをほどいていく様子がゆっくりと描かれている。
繊細な少女の気持ちによりそうやさしい物語です。

内容説明

この世界に自分の居場所はあるのだろうか?わたしはどんな大人になるんだろう?待ちのぞんでいる人生はいつになったら始まるの?―いろんな疑問が、アミーリアの胸をいっぱいにした。傷つきやすい少女の気持ちによりそう優しい物語。自分のことをわかってくれる人はいますか?

著者等紹介

ヘンクス,ケヴィン[ヘンクス,ケヴィン] [Henkes,Kevin]
1960年生まれ。アメリカの児童文学・絵本作家。2004年に小説『オリーブの海』(白水社)でニューベリー賞オナー、2005年に絵本『まんまるおつきさまをおいかけて』(福音館書店)でコールデコット賞を受賞。小説では繊細でやさしい描写が、絵本では愛らしい動物たちのイラストが魅力。邦訳も多数

原田勝[ハラダマサル]
1957年生まれ。東京外国語大学卒。主に英語圏の子どもの本の翻訳に携わる

大澤聡子[オオサワアキコ]
千葉県生まれ。子育てを通じて子どもの本の魅力を再確認、読み聞かせ活動などにも携わる。フェローアカデミーで翻訳の基礎を学び、現在翻訳会社勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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はる

64
優しく繊細な物語。12歳のアミーリアは2歳の頃に母親を亡くし、大学教授の父と二人暮らし。アミーリアは親友が外国に行ってしまい、母の死から立ち直れていない父親との関係はぎくしゃく。心に孤独を抱えていた。だがそんなある日、アミーリアの周辺にある女性が姿を見せる。アミーリアはその女性が母親に違いないと考えるが……。それぞれが心に傷を持ち、不器用に生きている。アミーリアの家の家事を手伝うオブライエンさんがとてもいい。ちょっと岩瀬成子さんのような、繊細な世界。2023/09/11

ぶんこ

38
2歳で母が病死したアミーリア12歳は、向かいに住むオブライエンさんが毎日家事をしにきてくれ、寡黙な父との間の潤滑油のような存在で大切な人。旅嫌いな父にどこにも連れていってもらえない春休み。陶芸教室に行くのが気晴らし。そこで同い年のケイシーと出会い仲良くなる。カフェから見える人に名前をつけて空想する遊びが楽しい。母に似た人を見つけ、名前をつけて空想していると、意外な展開に。淋しいアミーリアと思っていると、周りには優しい人が見守ってくれていました。父親が娘を愛している、その無骨な愛情表現にもウルッときました。2023/09/26

おはなし会 芽ぶっく 

12
『おすすめ!世界の子どもの本 2022』JBBY選 で紹介されている読みもの。 母を早くに亡くし、娘との会話が苦手な乳と暮らすアミーリアは、陶芸工房でウサギの置物をつくるのが楽しみ。陶芸工房で出会う人々とアミーリアの心の変化が温かい。2023/05/04

mntmt

11
思春期の少女の心の動きを丁寧に描いています。2021/05/30

にしの

10
社会に問いかけるような児童文学が続いていたから、たまには心の動きを描いた作品でも読もうと思った。悲観的でナーバスな少女が出来事を通じて再生していく話で、読者を考えさせたり傷つけたりしない。良い読書だけど、いい映画があまり記憶に残らないように、本作もすぐに記憶から消えていってしまうのだろう。2022/10/29

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