出版社内容情報
繊細な少女の気持ちによりそう優しい物語
かわいそうなアミ―リア。
みんながそう言う。
本当にわたしはかわいそう?
大好きな陶芸工房に出かけよう。
そうしたら元気が出るかもしれない・・・・・・。
陶芸工房に通うアミーリアは、ウサギの置物作りに熱中していた。春休みになり、いろんなポーズのウサギを毎日作って並べて楽しんでいた。そこで出会ったケイシーと意気投合。誰にも話したことのない悩みを話すようになる。
アミ―リアは、小さいころに死に別れたお母さんと会いたいとケイシーに打ち明けた。
すると、ケイシーはある提案をする。
「あそこにいる女性がお母さんだと仮定してみようよ」と。
物語は、思わぬ方向に展開していくのだが…。
【編集担当からのおすすめ情報】
内気なアミ―リアが、友だちをきっかけに少しずつ気持ちをほどいていく様子がゆっくりと描かれている。
繊細な少女の気持ちによりそうやさしい物語です。
内容説明
この世界に自分の居場所はあるのだろうか?わたしはどんな大人になるんだろう?待ちのぞんでいる人生はいつになったら始まるの?―いろんな疑問が、アミーリアの胸をいっぱいにした。傷つきやすい少女の気持ちによりそう優しい物語。自分のことをわかってくれる人はいますか?
著者等紹介
ヘンクス,ケヴィン[ヘンクス,ケヴィン] [Henkes,Kevin]
1960年生まれ。アメリカの児童文学・絵本作家。2004年に小説『オリーブの海』(白水社)でニューベリー賞オナー、2005年に絵本『まんまるおつきさまをおいかけて』(福音館書店)でコールデコット賞を受賞。小説では繊細でやさしい描写が、絵本では愛らしい動物たちのイラストが魅力。邦訳も多数
原田勝[ハラダマサル]
1957年生まれ。東京外国語大学卒。主に英語圏の子どもの本の翻訳に携わる
大澤聡子[オオサワアキコ]
千葉県生まれ。子育てを通じて子どもの本の魅力を再確認、読み聞かせ活動などにも携わる。フェローアカデミーで翻訳の基礎を学び、現在翻訳会社勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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