まどれーぬちゃんとまほうのおかし

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  • サイズ A5判/ページ数 130p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784092897281
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

お菓子を作りながら、成長する女の子の物語

わけがあって両親と離れて暮らしているまどれーぬちゃんが、おかしを習い始めます。お友達から新鮮なミルク、玉子、蜂蜜を分けてもらい、小麦を育てながら。
はじめは簡単なお菓子から、だんだん難しいお菓子にもチャレンジしていきます。プリン、ドーナツ、イチゴジャム、パン、ブッシュドノエル…そしてマドレーヌまで。

食べたくなるようなカラーのイラストが満載です。その生き生きとしたイラストは人気の荒井良二。文章は小川糸。ベストセラー作家の小川糸がはじめて子ども向けのお話を書きました。
食育や手作りの良さの再発見にもなります。

自分の手で一生懸命おかしを作る女の子は、いろいろなことを考えながら成長していきます。お友達にも助けられながら、一生懸命がんばる姿に励まされます。
まどれーぬちゃんが何に一生懸命がんばるのか、そしてまほうのおかしとは何なのか…それは読んでのお楽しみです。

小学生低学年から若い女性まで、そしておいしいお菓子が好きな人にはだれでも幅広く読んでほしい、心温まる「おいしいお話」です。

【編集担当からのおすすめ情報】
食べ物の話をおいしそうに書くことでは、最近第一人者の作家・小川糸が子ども向けにとてもかわいいおかしの話を書いてくれました。実際に料理上手でもあり、お菓子も作れる彼女のお菓子描写にはよだれがとまりません!

荒井良二さんのイラストもかわいらしくておいしそうです。グイグイとおかしの世界に引き込まれます。

子どもが自分で読んでも、母子で読んでも、大人の女性が読んでも、心から楽しめるストーリー。
おやつ前に読むと、必ずどれかが食べたくなっちゃいますよ!

まどれーぬちゃんとおともだち
大きな大きなプリン
いつでも春に会えるイチゴジャム
ほかほか湯気のこんがりパン
にっこりわらうドーナツ家族
ひんやりすてきなミルクセーキ
やさしさのつまったヴィクトリアサンドイッチケーキ
たき火でやくバウムクーヘン
クリスマスのビュッシュ・ド・ノエル
プロポーズのためのマドレーヌ
黄金色にかがやくマドレーヌ
まどれーぬちゃんのまほうのおかし

小川 糸[オガワ イト]
著・文・その他

荒井 良二[アライ リョウジ]
イラスト

内容説明

まどれーぬちゃんは、自分でおかしが作れると知ってびっくり!それからおかし作りに夢中。おなかも心もいっぱいになるおいしいお話だよ。

著者等紹介

小川糸[オガワイト]
1973年生まれ。小説第1作目の『食堂かたつむり』(ポプラ社)が、累計80万部の大ベストセラーに

荒井良二[アライリョウジ]
1956年生まれ。数々の絵本の賞を受賞し、2005年には『ルフランルフラン』(プチグラパブリッシング)で児童文学界のノーベル賞といわれるアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞。日本を代表する絵本作家の一人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

34
小川糸さんの初の児童書。手作りのお菓子は最高で、どれも美味だった。でも両親が喧嘩して別居という設定が少し疑問。2014/11/22

ぶんこ

31
お菓子が出来上がっていく時の匂いは、幸せの匂い。 出来上がった時の達成感も素敵。 そして、それらを作る材料が、大好きなご近所さんからのお福分けとあっては、美味しさ倍増でしょう。 辛い状態からの、ろばあちゃんとの暮らしでしたが、お菓子作りで明るくなっていって、ろばあちゃんにとっても楽しい日々となりました。 全部のお菓子を作りたくなりました。 まどれーぬちゃん、皆で一緒に暮らせるようになって、よかったね。2014/06/18

こりんご

29
小川糸さんの子ども向け童話第1作目。小学生女子の夢に「ケーキ屋さん」や「パティシエール」の声が聞こえるようになって久しい。だからこのテーマを選んだのかな。子ども向けではあるけど、ただお菓子作りするだけでなくまどれーぬちゃんの成長や悩みが描かれていて、ちゃんと糸さんのカラーが出ていた。作品に登場したお菓子を小2の子が作るのは無理だけど、何か簡単なレシピが載せてあったら喜ばれたんじゃないかなぁと思った。2016/10/16

カナ@バンバンビガロ

12
様々なお菓子が出てくる可愛いお話だが、読み進めていくにつれ人との絆を感じる深い話である。病気のろばぁちゃんの為に作ったミルクセーキのお話やお父さんとお母さんが喧嘩ばかりして寂しい思いをしていた時にろばぁちゃんが迎えに来て引き取ってくれたこと、どうして自分が「まどれーぬ」なのか、そしてお父さんとお母さんに仲直りしてほしくて何度も失敗しながらそれでもあきらめずにマドレーヌを作りあげる姿に涙が出る。誰かを想う気持ちとそこに添えられる美味しいお菓子のお話に優しい気持ちにさせられた。挿絵が良い。心にくる。2015/02/05

Maki

11
なんともけなげな、まどれーぬちゃんに優しい仲間たち。荒井さんの絵にキュンキュンしながらやさしい甘いかおりが漂ってきそうな小川さんの文でほっと癒されます( * ˊᵕˋ )♡2017/03/04

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