出版社内容情報
バレーボールにかける少年たちの友情物語
日本を代表するアタッカーに憧れて、バレーボールに熱中する佐渡島の少年たち。島には、メンバーギリギリの小学生チームが1チームしかなく、練習試合すらできないけど――。
「いつか、北見選手みたいな強いアタッカーになろう!」
あのとき、玲とおれは、約束したんだ。
でも、島のバレーボールチームはメンバーも少なく練習試合さえできない。
そんなとき、最強な転校生がやってきた!
全国大会を夢みて奮闘する少年たちの物語。
【編集担当からのおすすめ情報】
万年部員不足の離島に奇跡が起きる。
バレーボールに熱中する少年たちの楽しくて熱い友情物語です。少年たちのワクワクが伝わってきて、こちらまで熱くなります。
内容説明
「いつか、北見選手みたいな強いアタッカーになろう!」あのとき、玲とおれは、約束したんだ。でも、島のバレーボールチームはメンバーも少なく練習試合さえできない。そんなとき、最強な転校生がやってきた!―全国大会を夢みる少年たちの熱い物語。
著者等紹介
高田由紀子[タカダユキコ]
新潟県に生まれる。『まんぷく寺でまってます』(ポプラ社)でデビュー。『君だけのシネマ』(PHP研究所)で第5回児童ペン賞少年小説賞を受賞。「季節風」「サークル・拓」同人。日本児童文学者協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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雪丸 風人
15
佐渡島のバレーボールチームに、嵐のような転校生がやってきて騒動が巻き起こります。主人公は思わぬ役割を任されることになった小5男子。当初は戸惑いで一杯だった彼が、仲間と刺激し合いながら立派に変わっていくさまには胸が熱くなりました。一方で、予想外の展開には肝を冷やしましたよ。主人公だけでなく、チーム一人ひとりの変化もみどころ。とことん嫌味な敵役の違った一面が描かれているところも良かったです。一生懸命になることの美しさ。喜び合うことで生まれる力。この本でぜひ感じてほしいと思います。(対象年齢は12歳以上かな?)2023/04/09