出版社内容情報
織女と牽牛(中国)、星の乙女アストライア(ギリシア)など夏の夜をさわやかにする15話。
夏の星と星座にまつわる神話や伝説15話をまとめた。夏といえば欠かせない織姫・彦星のお話は、オリジナルである中国の「織女と牽牛」、130もあるといわれる日本版の一つ「織女と牛かい」を紹介。ほかにも「悲しきオルフェウス」(ギリシア)、「島をつりあげたマウイ」(ニュージーランド)など、世界各国から幅広くお話を集めた。巻末の口絵では該当の星座を写真で確認することができる。
内容説明
北極星が動くことを発見した船頭の女房のお話「船頭とねのほし」(日本)、愛する妻を連れもどしに冥府にまでいった琴の名人の悲劇「悲しきオルフェウス」(ギリシア)ほか夏の星座の15のメルヘン集。もちろん、七夕の織姫と彦星の話は中国と日本から2話を紹介。
目次
夏の星空
てんびん座 星の乙女アストライア
北極星(こぐま座) 船頭とねのほし
道に迷ったインディアン
かんむり座 テセウスの牛魔退治
さそり座 島をつりあげたマウイ
家出した兄と妹
脚布をうばいあうおなご星
青竜と賢人
へびつかい座 死者を生きかえらせた名医
ヘルクレス座 地獄の番犬ケルベロス
わし座(織女と牛かい;なまけ星と働き星)
りゅう座 軍神アレスの竜
こと座(織女と牽牛;悲しきオルフェウス)
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