小学館文庫
キャンディとチョコボンボン

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  • サイズ 文庫判/ページ数 311p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784091917829
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あたびー

34
子供のとき大好きだった大矢ちきさんの漫画を数十年ぶりに読むことが出来た。記憶にあった通りの美しい髪の流れに「これこれ!」と頷きながら読んだ。やっぱり絵が最高にお上手だなあ!どの年代のどの性別のキャラクターも完璧に描ききっている。肢体のポーズ、街並み、衣装、どれをとっても美しい!( ¤̴̶̷̤́ ‧̫̮ ¤̴̶̷̤̀ ) ✧コミカルなドタバタ劇も、幻想的な物語も、みな素晴らしい。ローティーンの時期に「りぼん」でちきさんの漫画に触れることが出来たのは本当にラッキーでした。また見つかると良いな。2022/06/29

阿部義彦

19
BOOK・OFFでたまたま見付けました!ラッキーです。大矢ちきさんの全作品は文庫にしてたったの二冊。もう一冊の「おじゃまさんリュリュ」は手に入れて読了しました。この巻にはまだ絵がこなれてない初期の作品(お約束のラブコメ、ハッピーエンド)から、悲劇的結末の代表作「雪割草」そして当時、リボンで見て本当に凄いと思ったシュールレアリスム見たいなイメージの奔流でこれは大人向き過ぎて、リボンも良く載せたよなあ?と思った問題作「いまあじゅ」(今回新たに読んで、ベストだと思った)つげ義春の「ねじ式」的位置づけ。ため息2017/10/08

5
懐かしい懐かしい懐かしい……!!! 外国を舞台にした、現実離れ日本離れも甚だしい、そして飛躍に満ち満ちた「少女まんが」王道のストーリー。今、大人の目で読むと苦笑しちゃうけれど、絵柄は本当に傑出している。そしてかの一条ゆかり御大は、この人なしに今の地位を築き得なかったこともよくわかる。24年組とかとは別に、コミック史の礎を担う作家。2011/03/29

三葉海

2
伝説の少女漫画家さんということで興味を持ち、購入。70年代少女漫画に、強い影響をもたらした作家だと思う。絵は緻密で、すごくキレイ。しかし惜しいのは、全体的にストーリーのページ配分のバランスが微妙な感じ。この時代の漫画の技法は、まだ完全ではなく、ネームはたぶん感覚に頼っていたのだろう。今の漫画が読みやすく計算されたものになるまで、こういった試行錯誤があったんだなあと知ると、感慨深い気持ちになりました。2020/11/06

紙虫

2
B●で見かけてレジへ直行。デビューの時のあのオドロキを忘れない。80年代中ごろまでマンガ家として活躍した期間は長くはないけど、確かに私の中のきれいなものに対する視線に影響を及ぼした作家サンのひとり。当時からキャラ設定には没入はできなかったけれど、花のある緻密な描写や、確かなデッサン力は目をみはるものがあり、キラキラしたもの、フワフワしたものへの指向は少女マンガのエッセンス。思わずイッキ読み。ウォーリーを探せばりのパズルは「おじゃまさんリュリュ」がメイン。「ぴあ」のパズルも毎号楽しみでした。2013/02/09

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