ビッグコミックス<br> 奈緒子 〈31〉 石ころ

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ビッグコミックス
奈緒子 〈31〉 石ころ

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  • サイズ コミック判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784091862310
  • Cコード C9979

出版社内容情報

▼第302話/石ころ▼第303話/助言▼第304話/失態▼第305話/堅物▼第306話/雁走(がんばし)り▼第307話/3対1▼第308話/意地▼第309話/死守▼第310話/責任感▼第311話/忘れ物▼第312話/少し重く●主な登場人物/壱岐雄介(「日本海の疾風(かぜ)」と異名を取る、長崎県・波切島高校2年生。陸上部のエース)、篠宮奈緒子(大学2年生。小学生のころ、溺れていたところを雄介の父・健介に救われ、九死に一生を得た。年下の雄介に心ひかれながらも、大学入学と同時に帰京)、本田大作(長崎・城西薬品勤務の社会人ランナー。数々の世界大会で好成績を残す一方、波高陸上部の監督代行、全国都道府県対抗駅伝大会・長崎県代表チームの監督も務めている)●あらすじ/吉崎から先頭でタスキを受けた2区の中学生・倉内は、順調に飛ばし、先頭のまま1km地点を通過する。同時に、後続の長崎県代表の選手達も、吉崎の命をかけた走りを見て、それぞれの思いを熱くさせていた。その時、監督兼ランナーの本田が、雄介の存在の大きさを語り始める…(第302話)。●本巻の特徴/波切島以外から選ばれた第2、3、4区担当の選手達にタスキがつながれていく。その過程で、駅伝のタスキが持つ独特の重みが描かれる。●その他の登場人物/吉崎(波高陸上部2年生。雄介に憧れて陸上を始めたが、上り坂の強さを生かし、急速に成長)、宮崎(現在は東京の大学に通う、波高陸上部OB。日本学生1万mのチャンピオンだが、腰痛に苦しんでいる)、大山権太(権じいと呼ばれる波切島の漁師。スポーツ理論を熟知する東大の天才学者だったが、30年前に辞職) 、倉内(第2区を担当する中学生。負けん気の強い性格)、真壁(第3区担当の社会人ランナー。真面目で実直)、青野(第4区を担当する中学生。素質はいいものを持っているが、大舞台で緊張しやすい)

坂田 信弘[サカタ ノブヒロ]
著・文・その他

中原 裕[ナカハラ ユウ]
著・文・その他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きいろ

22
権じい、毎回深いこと言うなー。今回刺さったのは“己の弱点ばかりを意識して生きるも良し。己の長所を意識して生きるも良し。その意識の方向が生き様を変えて行く”誰でもみんなたくさんの弱点の中に1つか2つの長所があるそうな。本田さんが言うように“馬鹿の心は繊細で阿呆の心は丈夫なら阿呆になればいい”ってのも、そうかもな。ぐずぐずと考えて眠れぬ夜を過ごすより、背伸びせず自分のできることをひとつひとつ積み重ねていこう。この先の巻はないんだよー。気になる気になる。2017/04/02

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