出版社内容情報
貴志祐介原作のサバイバルサスペンス！！
目覚めた男がいた場所は、地球のものとは思えない深紅色に染め上げられた謎の大地だった。
所持品も何もない状態で、手には側に置かれていた携帯ゲーム機のみ。
電源を入れると、その画面に映し出されたメッセージは、「火星の迷宮へようこそ」
携帯ゲーム機導くこのゼロサムゲームは、参加者9人を凄惨な世界へといざなうことに…！
TVドラマ、アニメ、映画と増殖する貴志祐介の世界。
その傑作小説に、『極道一直線』『鬼龍院冴子探偵事務所』を描いてきた三上達矢が可能な限り原作に忠実なコミカライズに挑む！！
【編集担当からのおすすめ情報】
『極道一直線』『鬼龍院冴子探偵事務所』とギャグを描き続けてきた奇才・三上龍哉氏が、三上達矢と名を変えて挑む驚愕サスペンスです。
持っていたシニカルさはそのまま恐怖へとシフトチェンジした意欲作ですが、それもそのはずで、『鬼龍院冴子探偵事務所』の連載を終えた時に「貴志祐介さんの『クリムゾンの迷宮』に挑戦したい」と本人からの提案で始まった、このコミカライズです。
日本を代表する傑作サスペンスをゼヒ漫画で読んでみてください。
第1話 迷宮へようこそ
第2話 大友藍
第3話 九人の参加者
第4話 四つのルート
第5話 プラティ君
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yucchi
24
【クローズドサークル祭第三弾】原作は未読。ある日目が覚めると見知らぬ土地に連れて来られて、生き残りをかけたゼロサム･ゲームに強制参加させられる藤木。このゲームの目的は何なのか？2015/08/09
Ｄ４Ｃ
12
小説はしばらく前に読んだので、細部は覚えていませんが、これを読んだ限り、忠実に原作をコミック化した感じですね。強制的に、しかもいきなり不条理なゲームに巻き込まれる本作。やっぱり、一気に引き込まれる面白さは健在です♪2017/06/16
あぽろ
12
主人公、藤木は我が目を疑う別世界で目を醒ます。人一人の気配さえ感じられないその世界は、辺り一面が壁のような砂山で囲まれた迷路のような場所で、自身がなぜそんな場所にいるのかが理解出来ない。そんな時、後にパートナーとなる藍と出会い、やがて藤木は生死を掛けたサバイバルゲームのプレイヤーになっていることを理解し、藍とともにこの迷宮でのサバイバルが始まる。この話、私個人の傑作の一つです。面白い！原作のビジュアル化を待望していた私はすぐに飛びつきました。ですが、原作に忠実なだけに、既読の方へのお勧め本ではないです。2013/10/09
乱歩太郎
7
漫画版 「クリムゾンの迷宮」 貴志さんの原作は過去3回程読んでいる。 原作がめちゃめちゃ面白いので漫画版を期待しての購入。 3巻で完結なのだが、原作を読んでいると手に取った際にこれだけ？と感じてしまった。 ただ、漫画なのでかなりサクサク読める。次巻に期待。2015/06/09
ゆーちゃん
4
貴志祐介原作で非常に評価の高い作品です。いつか読んでみようと思ってます。RPGの世界に入ったかのような気分に浸れますよ。2014/09/08
