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内容説明
もう会えなくなった人に手紙を届けてくれるという天国ポスト。今日も誰かがやってきました。想いを伝えるために。ポストに投函された心にしみる73通の手紙。直木賞作家、志茂田景樹書き下ろしエッセイ収録。
目次
天国あてのはがき・手紙を紹介します。
天国ポストの先見性(志茂田景樹)
天国ポストに投函するには
著者等紹介
寺井広樹[テライヒロキ]
涙活プロデューサー。1980年、兵庫県生まれ。同志社大学経済学部卒。2013年、意識的に涙を流すことで心のデトックスを図る「涙活」を発案
志茂田景樹[シモダカゲキ]
1940年、静岡県生まれ。中央大学法学部卒。さまざまな職を経て1980年、「黄色い牙」で直木賞受賞。多彩な作品を発表する傍ら「よい子に読み聞かせ隊」を結成、2014年、日本絵本賞読者賞受賞。多ジャンルで活躍し、読み聞かせ&講演の開催数は1800回を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のり
10
もう会えなくなった人に想いを書くと届けてくれるポスト。「もう一度だけ会いたい・・・」心を揺さぶられました。会えなくなった人に手紙を書くだけでも気持ちがいくらか整理できて落ち着けそうな気がしました。「死はお別れじゃない、と数々の手紙がそう語っていました。」2017/07/21
diesuk
7
亡くなって、もう会えないあの人に伝えたかった思いが綴られた手紙の数々が涙を誘う。息子がお母さんに対して書いた「毎朝味噌汁作ってくれたのに、食べなくてごめん。」って感じの手紙がいちばんヤバかった。人との別れっていつくるかわからないから、普段から思っていることはきちんと伝えていかないといけないね。2016/08/14
ふみ
4
大切な人の死って、時間が経っても全然整理がつかない。亡くなったってことを思い出さないようにして過ごしています。たまに、その人にしか伝わらない話題とかに出会ったときに「伝えなきゃ!」ってワクワクしながら思って、すぐに、「あ、もう居ないんだった」と我に返ります。こういうときに、天国ポストにお手紙を書いたらいいのかな。あ〜、久しぶりに会いたいよ〜〜。2016/10/18
あお
2
生きてるとき、その人の嫌なところばかり見えてしまうのに、亡くなってしまうと良いところばかり思い出して涙が出てくる。あぁ、そうなんだよなぁ。だから今日のこの何でもない瞬間も大切にしなきゃって思う。むずかしい日も、すべてには終わりがあるから。2017/06/06
青い鳥☆彡
0
★★★2017/06/01