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出版社内容情報
伝説の知的サスペンス、感動の完結編!!
「人間は学びたいという心さえあれば、どんな所でも学ぶことができる」恩師の言葉を胸に、ついにドナウ文明が眠る場所・ルーマニアへ降り立ったキートン。だが、彼を待ち受けていたのは、ルーマニア国中を震撼させる恐るべき大事件だった――!!
夢と絶望が眠る国で、キートンは何を見る!?伝説の知的サスペンス、感動と興奮の完結編!!
名作との誉れ高い『MASTERキートン』が完全版として復活!!雑誌掲載時の4色2色ページを完全再現したA5判の豪華版です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まつじん
25
「来てください。 私は ここにいます。」 キートンさんとの懐かしい旅が終わりました。探しても自分の居場所が見つからない、それは違うのです。そこに至るまで歩いてきたから今の自分があるのです。エェはなしやねぇ~2012/06/29
kei@名古屋
13
長かったようで短い旅でした。私が昔を懐かしむ旅も振り返ると一瞬でした。来月きっと動物記も出るよね?出してくれるよね?2012/06/30
Kaho
11
10巻、11巻までは人情ものが多かったが、最終巻である12巻だけは別物。「人間はどんな所でも学ぶことができる。知りたいという心さえあれば」「信念を持って大胆に行動せよ。そうすれば結果はついてくる。」生きていく心構えを教えてくれた。続きがあるのだが、ここで一旦完結になっている。ここで終わってもいいとも思うが続きが読みたいと思うのが欲なのか。2015/03/20
じょり
8
1冊まるごと最終話につながっている感じ。ただの考古学者、探偵だったらこんな危険な状況なかなか切り抜けられないだろう。軍隊経験あってこそ。しかもチャーリーまで一緒にってのが面白い。あれだけライバル意識強かったのに。たしか20年後のキートンを連載中だけど、遺跡は見つかったんだろうか。それともまだ発掘中なんだろうか。元嫁と一緒にジェコバ村の風景を見ることはできたんだろうか。2012/07/20
にゃむこ@読メ13年生
7
遂に最終巻。巻頭から一つの大きな事件への伏線で始まって、実に読み応えのある仕上がり。前半で投げかけた命題「人間はどんな所でも学ぶことができる。知りたいという心さえあれば」を、ラストの「来てください。私は、ここにいます。」で結んで終幕。全巻を通して1980年代後半の欧州を中心軸にしていたが、20年近く経った今でも色褪せない物語でした。事件後発掘作業に勤しむ生き生きとしたキートンの姿は清々しく、最後の最後、彼の背中が大きく見えた。2013/11/20