出版社内容情報
大波乱の競走技世界一決定戦!勝者は誰だ!
モータースポーツ市場を掌握しようと目論む、
USAのウェラー財団が「競走技世界一決定戦」を日本で開催。
賞金総額1億5千万円と知った沢渡鷹と関東大学2輪部の面々は、
4時間耐久レースの資金にしようとエントリー。
主催者であるギルバート・ウェラーの娘、
パトリシア・ウェラー(エントリー名はパトリシア・ウッド、通称パット)は、
全米F2の王者として出場するが、沢渡鷹の母・緋沙子を気に入り、
パートナーとして指名。緋沙子も出場することに。
2輪、4輪、ダンプ、トラクター…
地面を走るものなら何でも参加可能な競走技。
異種格闘技戦の様相を呈するレースは
想像を超える戦いになり会場は盛り上がる。
だが、さえない表情を見せるパット。
父親と母親、継母との複雑な関係を悩む彼女は、
レース中にとんでもない計画を実行しようとしていた。
それを知った緋沙子は、時速200キロで激走する車から身を乗り出し……
本編以外の記事も見所満載。
ヤマハ発動機コミュニケーションプラザの特集では、
’73年の初代モデル以来、アマチュアレースから世界GPまで席巻してきた
TZ250を中心に数々の名車を紹介する。
【編集担当からのおすすめ情報】
「競走技世界一決定戦」から「鈴鹿4時間耐久レース」へと
いよいよステージは、本格的にレース場へうつされていきます。
綿密な取材の元に描かれた耐久レースの描写はリアルで迫力満点。
惚れ惚れするような美しいメカニックの画像が出てくる一方、
「このまんがは最初 大型バイク・ロマンで始まったはずですだ。
それが今や本格バイク・メロドラマ……この責任はだれにありますだ?」と
キャラクターの花園明美に言わせるようなお茶目な展開も健在。
それもまた『ふたり鷹』の魅力。美人キャラも変わらず続々登場します。
最終巻までどうぞお付き合いください。
【目次】
内容説明
希代のエンターテイナー 新谷かおるが仕掛ける競走技世界一決定戦勝つのは誰だ!?各巻カラー折り込み口絵付き、特厚ボリュームの完全保存版!雑誌と同じB5判の刊行。大型サイズで、迫真のレースを展開!2色ページが、初出時のまま色鮮やかに甦る!!
目次
BIKE ILLUSTRATION GALLERY Suzuki GSX750S
母の回想、母のパンティー
二人の母
疾走するGSX750
本戦開始
パットのママと鷹の母
愛しているわ
パットの生いたち
ミスター・T・T
最終戦バトル・ロイヤル
ゼッケン69番“私は王者だ”
天国への疾走
母と子のデッド・ヒート
みーんなリタイヤ
3人目の母
帰国と出国
コマシのひろみ
あと1.5キロ
ようこそ、ミスター・東条
初めてのコース
ダイヤの原石
ンコたれの執念
GOサイン
台風接近
ひろみのガッツ
著者等紹介
新谷かおる[シンタニカオル]
1951年、大阪府豊中市に生まれる。1972年に「りぼん」漫画賞佳作に入選し、翌年同誌4月大増刊号に『吸血鬼はおいや?』を発表してデビュー。1977年に、「月刊プレイコミック」に「戦場ロマン・シリーズ」を連載して本格デビューする。1985年、『エリア88』及び『ふたり鷹』で、第30回小学館漫画賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。




