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出版社内容情報
文明が滅び、300年が経過した日本の白虎の村に戦う宿命を背負った少女・更紗が生まれた…!! 愛と冒険のジパング伝説。
更紗(さらさ)は、最愛の朱里が、宿敵・赤の王であることを知ってしまった。彼女にとっては、思いもしなかったことで、混乱のあまり心を閉ざしてしまう。仲間から離れた更紗は、富士山を経て、黒の王の正室で、王より実力者だという紫の上を狙って、杜の都・紫黒(しこく)まで来た。青葉寺でお世話になりながら、つかの間の平和な日々を過ごす更紗。そこで、かさねという同い年くらいの女の友達ができた。しかし彼女の正体は、白の大姉の部下・四君子の末席の菊音だった。彼女の使命は、黒の王身辺の様子を探ること。そして戦場に現れ、鬼神の如き戦いをするといわれる白虎の正体がタタラかどうか調べることで…!? ●収録作品 BASARA
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
椿
25
ツインテールの更紗、カワイイ。母親との再会。お母さんのこと、すっかり忘れてたよ~。お母さん、優しくて強い。そうだよ~憎しみのために戦うんじゃないんだよ~新しい国を創るためだよ!2016/08/27
せ〜ちゃん
16
★★★★★ 廃人のようだった更紗も、もう一度日本の為に立ち上がったかのように見えたのだが、本当は立ち直ってはいなかった。 タタラとして、更紗の自分が赤の王を愛してしまった事への自責の念とでも言うのでしょうか・・・? 白虎と化し涙を流しながら戦う更紗の思いがとても痛々しいです。 そんな更紗の呪縛を解いたのは、北のナイチンゲールでした♪ はぁ~感動!2014/09/10
枯伍
15
紫黒に潜入し、別口の間諜菊音と仲良くなる更紗。彼女と組んで黒の王の妻・紫の上に鹿角との和睦を持ち掛ける。一方朱理は浅葱によって奴隷商人の手に。それぞれ真実の衝撃から立ち直り切ってはいないが、更紗は戦場で母と再会することによって死んでいった仲間への呵責の念を昇華させた。旅の道連れは紫の上と菊音の他、雪上で身軽な多聞、瓦版屋の太郎ちゃん、顔傷だらけの飛騨の市松。前巻から引き続きのちに重要なキャラがさらっと出てくる巻。2017/06/17
お昼寝ニャンコ
10
電子書籍本。感動に満ち溢れた巻。人は何度でも立ち直る事が出来るんだなぁって思った。色々な人との関わりの中で、少しづつ大切な事を学んでゆく。亡くした人への罪悪感から憎しみの傀儡になり、戦場で白虎と化し泣きながら戦う更紗が痛ましかった。千草が更紗を、そして傷つき死んでいこうとする黒の軍の兵士をも救うのを見た時、千草もまた苦しみながら生きてきたんだと思った。人を救う事で自分もまた救われる…。紫の上の心を動かしたのは千草との出会いも大きかったろう。更紗も、そして朱里も、今回大きな何かを掴んだのではないかと思う。2016/09/26
優@低浮上
7
更紗と母の再会。母は敵味方関係なく手当てをするナイチンゲールとなっていた。この巻はひたすら泣ける巻だ。2016/02/07
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