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出版社内容情報
坂本 眞一[サカモト シンイチ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yoshida
90
ルイ16世の処刑によりフランスの絶対王政は終焉する。自由と平等の名のもとに成されたフランス革命であるが、王を喪った民衆は狂気を呼び新しいフランスをゴーレムに例える。処刑場で歌われるラ・マルセイユーズ。フランスは新たな恐怖の時代へ移る。正気を戻す手段の緊縛に驚く。マリーの祖母への紛争にも驚く。縄で正気を保つのは私の感性では理解しづらかったな。言い換えれば、私の想像以上の表現ということだろう。王を処刑するのは、それだけの難事ということか。作画はとても美麗です。そろそろ完結も近いと思う。今春発売の次巻も読もう。2019/01/03
眠る山猫屋
47
血まみれの革命が始まる。まるで祭りのように。心折れたシャルルを再起させたのは、マリーの荒療治。ジャポンの縄ですか~。そして敬愛する国王の処刑と、機会在らば救出への助力という二律背反を抱えながら(尚且つ緊縛されながら・笑)処刑台に上がるシャルル。民衆の狂気と冥昧さに革命の陰がより濃く見えてくる。こんな濁流、コントロールできる訳がないぜロベスピエール。2019/02/27
くりり
44
国王ルイ16世をギロチンに、そして喰らう!!( ; ロ)゚ ゚狂ったフランス革命は恐ろしい。そんななかで大きくなるゼロ...2019/01/24
wata
44
ついに国王処刑。サンソン家が大集合!それにしてもアンリは痛いの好きなの?マリーは、どこで縄の縛り方習ったの?あんなに縛られるのどんだけ時間かかるの?と不思議がいっぱい(-_-;)2018/12/19
ぐうぐう
26
「パリは今 この世で最も邪悪な土地になり果てたーー…お前達の行く末は血に染まる屍を踏み越えた先にあるーー」ルイ十六世処刑に一票投じるため、ロベスピエールを乗せる馬車は、まさしく血塗れとなった市民達を踏みしめながら進む。死刑廃止を嘆願するシャルルが、しかしルイ十六世の処刑を執り行う皮肉、否、宿命。銀色の刃が、ルイの首筋に滑り落とされる。落ちた首を持ち上げ、シャルルはこう告げる。「陛下 これがあなたのいない新しいフランスです‼︎」と。血は血を呼ぶ。(つづく)2018/11/20