内容説明
スペインに渡った無名の高校生リュウジ。フラメンコで有名なセビリアに舞台を移し、レアル・マドリー、そして世界で最も危険なダービーマッチに挑む。Jリーガーの間でも話題沸騰の本格サッカー小説第2弾。
著者等紹介
野沢尚[ノザワヒサシ]
1960(昭和35)年、愛知県生まれ。日本大学芸術学部卒。83年、『V・マドンナ大戦争』の脚本により城戸賞準入賞。テレビ脚本『結婚前夜』『眠れる森』で向田邦子賞受賞。現在も第一線のシナリオライターとして映像界で活躍中である。小説家としては、97年『破線のマリス』で江戸川乱歩賞デビュー。以後『恋愛時代』で島清恋愛文学賞、2001年『深紅』で吉川英治文学新人賞を受賞
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感想・レビュー
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そうたそ
4
★★★★☆ 感想は"03-04"にまとめて。2024/10/25
にゃんす
3
再読。現実が未だ追いついていない日本サッカーに寂しさを覚えるわ。日韓W杯前後のお話なので、日韓関係についても語られているのだけど、それが自分の心情にぴったりくるものがあるかな。2010/07/22
chuji
1
オイラの蔵書。2003年9月初版。初出「別冊文藝春秋」243~246号。Ryudjiが闘ったレアル・マドリーは、ジダン・フィーゴ・ロベカル・モリエンティス・ロナウド・カンビアッソ・マケレレ・・・等々既に銀河系軍団でした。この後ベッカムも加わる!ベティスのメンバーとして凱旋帰国したリュウジ!2021/02/15
聖月
1
◎前作『龍時01-02』に続く、スペインに渡ったサッカー少年を主人公に据えた物語である。評価は◎だが、やはり前作の続きものであるので、単独で読んだ場合、どこまで面白いかは疑問。だから『龍時01-02』を読んで、本書『龍時02-03』に進むべし。要するに前作『龍時01-02』を読むべし、読むべし、べし、べし、べしなのである2004/03/12
footy
0
★★★★★ 2008/02/11