ジャンプコミックス ＰＬＵＳ 昭和オトメ御伽話 〈２〉

桐丘さな

集英社（2019/05発売）

• サイズ コミック判／ページ数 192p／高さ 18cm
• 商品コード 9784088818191
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[むっきゅー]

お互いが居れば他に何もいらないほど仲の良かった幼馴染みの二人、仁太郎と常世。三年間の離別の後に豹変した仁太郎だが、その理由が明らかになった第二巻。常世への愛は変わらなかったが、東京での三年間で受けた心の傷や、常世の幸せを望む気持ちが一周回ってあのような態度になってしまっていたのか。常世を政略結婚の商品としてしか見ていない鬼のような継母との確執により、常世は家を出て仁太郎と暮らすことに。恋愛結婚が稀なこの時代にあって、幼い二人には明るい未来が見えない...。

2019/05/07

[レリナ]

仁太郎がなぜ変貌してしまったのか、その理由が明かされる。子どもの頃にこんな体験をしていたらそりゃ変わるわ。仁太郎と常世には過去を乗り越えて、色々な障害があるかもしれないが、幸せになってほしいな。何か闇のある作品だが、読み応えがある。仁太郎と常世がこれからどんな道へ行くかはわからないが、この関係応援したい。まだ一波乱ありそうだが、乗り超えてほしい。次巻に期待。

2019/05/06

[イーダ]

金が絡むと養女の扱いもこんなんか。というか、ベタベタな継母っぷりは昭和初期だと当たり前なのかな。仁太郎の本心が分かってちょっと安心しました。珠子、相変わらず男前すぎるｗ　そして彼女が出てくるという事は、当然お待たせのあの二人も出てくるのですね？楽しみです。

2019/05/07

[双海（ふたみ）]

再読。昭和初期、不況だったんだなあ。全体的に暗い雰囲気の中、お話が進んでいく。前作のヒロイン、夕月が出てきて少し明るくなる。

2023/03/13

[ゆっこ]

珠代はこっちでも怖いなぁ。。そして、珠子は幸せになって……主人公の常世と仁太郎は、もう世界が出来てるので好きにしたらいいと思ったり 。そして、最後の後ろ姿！

2019/07/07