角川文庫<br> Another―エピソードS

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角川文庫
Another―エピソードS

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041041277
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

幽霊と少女の、“死体探し”の物語。未曾有の学園ホラー、異色の続編!1998年、夏休み。両親とともに海辺の別荘へやってきた見崎鳴が遭遇したのは、死の前後の記憶を失い、消えたみずからの死体を探す青年の幽霊、だった。謎めいた屋敷を舞台に、幽霊と鳴の、秘密の冒険が始まる――

綾辻 行人[アヤツジ ユキト]
1960年京都生まれ。87年に『十角館の殺人』で作家デビュー。『霧越邸殺人事件』『緋色の囁き』『眼球綺譚』『最後の記憶』『暗黒館の殺人』『Another』『深泥丘奇談』など。92年には『時計館の殺人』で推理作家協会賞受賞。ミステリーおよびホラーを中心に著書多数。

内容説明

聞かせてあげようか。あなたの知らなかった、この夏のお話。異能の美少女・見崎鳴は語りはじめる。1998年、夏休み。かつて夜見山北中学の三年三組で“現象”を経験した青年に会うため、“湖畔の屋敷”を訪れた時のことを。鳴が遭遇したのは、三ヵ月前に謎の死を遂げた青年の幽霊、だった。行方の分からない自分の死体を探す幽霊と鳴の、謎めいた冒険の結末は―!?名作学園ホラー『Another』、驚愕の続編!!

著者等紹介

綾辻行人[アヤツジユキト]
1960年京都府生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院博士後期課程修了。87年に『十角館の殺人』で作家デビュー。これを引き金に巻き起こった「新本格ムーブメント」は、推理小説界の一大潮流となった。92年には『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

342
う~ん微妙。新作のイントロダクションだから読まなきゃいけないけど、それ以外に読んでよかったと思える点が残念ながら見当たらない(;^_^A 刊行年を見てみると、この作品が2013年で『Anoter 2001』が2020年。当時読んだ人はずいぶん長いこと待たされたなと同情。せめてすぐに続編が出る状態で出してほしいなこれくらいの内容なら…というちょっと口の悪い感想。晃也の死の真相に全く意外性がなく、無理くり物語の都合でこじらせたような経緯と、自称幽霊の一人語りがかなり退屈。2001での挽回に期待。2024/07/06

イアン

147
★★★★★★☆☆☆☆前作『Another』での空白の一週間を埋めるスピンオフ。夏休みに海辺の別荘を訪れた夜見山北中3年の見崎鳴は、そこで3ヵ月前に死んだはずの賢木の〝幽霊〟と出会う。作品の大部分が死を自認する賢木(幽霊)の視点で構成され、未だ発見されていない自身の遺体や死に至る真相を探っていく。進行形の事件が起きる訳ではないためやや退屈にも映るが、そこは綾辻作品だけあってしっかり驚きは用意されている。ラストで転居を報せる小学生・想からの手紙は、今後の波乱を予感させる。綾辻行人が奏でる不穏なインタールード。2025/05/27

buchipanda3

136
「Another」の外伝。あの事件の結末を知った後、少し張り詰めたものから解き放たれたような感覚で、冒頭のセリフに誘われるように物語の世界へ入っていった。大きな展開は無いが、その分、落ち着いた中に潜む仄かな不気味さとノスタルジックな雰囲気にじっくりと浸る。終盤にはミステリらしい見せ場が待ち受けていて、メインも良かったが、ダイイングメッセージが絡む謎の話も印象的だった。微かに心に引っ掛かっていたあの違和感、それが繋がり、一気に見えてくる切ない物語。何とも心憎い。外伝も楽しめた。そして続編にも期待。2020/09/26

勇波

125
『メイ探偵祭:その1』作者の綾辻先生曰く、本書「エピソードS」は外伝的な物であるらしい。なるほど続編にしてみては余りにも物足りんもんね。後書きには『Another2001』なるものを執筆中との事です。そちらに期待。。「想」君の物語になるのかな?にしても鳴ちゃんってこんなに良くしゃべる娘でしたっけ?なんかイメージがちと違うね★2016/06/21

のり

112
夜見山北中学の災厄を生き残った「見崎鳴」は夏休みにも奇妙な体験をし、「榊原恒一」に語り始める。別荘地で知り合った「賢木晃也」。記憶が曖昧な幽霊。自分の亡骸を探しながらさ迷い続ける…鳴はそんな幽霊に付き合い真実を追う。そんな中、彼も災厄を経験した夜見北中の元生徒だった過去に闇を感じる。生き残った者の苦しみも深刻。思いがけない展開の連続。さらに3年後の未来もきっと…2019/02/03

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