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出版社内容情報
革命により、とらわれの身となってしまったマリー・アントワネットとその家族達。彼女を愛し続けるフェルゼンは、命を賭して救出を試みるが…!? 漫画史に輝く壮大な歴史ロマン、ついに完結! 外伝「黒衣の伯爵夫人」も同時収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
吉田あや
66
悪を倒せばまたその正義の名のもとから新たな悪が生まれる。富を得た者はその幸せを手放すまいと更なる富を求め、平和で皆が幸せな国を作る本懐を忘れ、自らもまた討伐される側へと成り果てていく。断頭台へと消えて行った人達の歴史は、現在までに連綿と続く人の愚かしい部分を指し示し続けてくれているにも関わらず、一向に人は学ばない。ベルばらはオスカルとアンドレというキャラクターたちを通して、愛だけでなく人の愚かさ、素晴らしさを教えてくれるなんと素晴らしい漫画だろうかと改めて感動した。2020/01/25
detu
15
マリーアントワネットの処刑にて本編終了。番外編付。2024/04/09
むらさきいろの薔薇が好き
6
フランス革命は進みギロチンは王と王妃アントワネットの血をすする。歴史は繰り返す無常にも。外伝前後編2025/03/20
66 (Audible オーディブル毎日聴いてます)
4
国王とアントワネットが処刑されるところ。王政っていうのはそのものが利用されるんだなー。先日読んだナポレオンでも思ったけど、王室のその人たちが自分の利益を守る面もあるけど、王政を利用する周囲の人というのが厄介だと思った。カペーの「安全なところから非難するのはたやすい」というセリフが心に残った。図書館本2020/09/27
クサバナリスト
3
ベルサイユのばら本篇終了。アントワネットやフェルゼンが実年齢よりも若々しく描かれ過ぎている。まあ、マンガだから許容範囲か!2015/11/08