マーガレットコミックス 破妖の剣 〈３〉

松元陽/前田珠子

集英社（2012/04発売）

• サイズ コミック判／ページ数 1冊／高さ 18cm
• 商品コード 9784088467719
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

人に仇なす魔性が跋扈する世界で、真の力を隠して逃避行を続ける破妖剣士ラスと、彼女の護り手闇主。旅の途中で魔性に苦しむ人々に出会った彼らは力を発揮せずにはいられずに…!? 珠玉の短編集!! コバルト文庫「破妖の剣」シリーズを漫画化

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[みさき]

原作の外伝を漫画化した短編集。絵も内容も良かったです。闇主への想いに戸惑うラスが可愛いかった♪ただ、原作を未読の方は、私のようにウィキペディア等でおおまかな原作の内容を把握していないとわかりにくい部分があると思います。何せ３編の物語の時間軸がバラバラですからね。ラスの髪型も違うし。それに巻頭にある粗筋が、漫画の粗筋じゃなく原作の粗筋でした。この漫画は３巻表記せず、独立した短編集として出版した方が読者は混乱しないと思います。今度は原作本編を漫画化して欲しいですね。

2012/04/26

[みや]

この巻はよかった。後味よし。

2013/07/18

[吐露@桜花]

個人的に厦門さんの絵のイメージが強いのですが…これはこれでアリ しかして、短編とはいえ時系列がバラバラなので、話によってラスの髪の長さや、紅蓮姫のデザインがバラバラ、これ原作知らない人は混乱しちゃうと思うんですが…（汗）

2012/05/08

[ロン]

破妖、懐かしいなあ。まだ続いているようだけど…マンガ三巻は突然の短編集で、小説読んでることが前提なのね(笑)と思った。

2012/08/11

[八杜]

コミックス1、2巻でも言えたことですが、破妖コミカライズは良い意味で表紙詐欺。カラーよりモノクロの方が断然破妖の雰囲気に合っているし、描写も丁寧なので。前田ファンあるいは破妖ファンだけども表紙で避けていた方は読んで損はないかと。ただ3巻はすべて外伝コミカライズであり、基本的にその話内で完結するように描かれてはいますが（『いびつな螺子』で茅菜発言などをカットしたり）、各話の時間軸が違いすぎるので原作を知らないと話の変わり目についていけないのではないかなぁと。

2012/05/04