出版社内容情報
光るアイデアはこうして生まれる!
「文殊の知恵」はなぜ3人なのか? 会議よりも打ち合わせが有効なのはなぜか? アイデアを生む方法を長年研究・蓄積してきた博報堂のDNAとも言える「気づき」の手法を、わかりやすく初公開!
内容説明
博報堂の仕事の本質は、生活者の欲望に当人よりも先に「気づく」ことにあります。私たちは、ごくふつうの人間です。天才ではありません。ふつうの人間が、お互いの発想をぶつけ合い「気づき合う」から、ふつうの生活者が気づけないことに「気づく」ことができるのです。それが私たちの考える「共同脳空間」というチームの力です。ビジネスマンはもちろん、みんなで「気づき」を求める全ての人たちに。
目次
はじめに 考えるあなたへ、知っておいてほしいこと
第1章 「文殊の知恵」は、なぜ3人なのか―「気づき」を生み出す「共同脳空間」
第2章 組織論から、キラーパスは生まれない―「共同脳空間」を展開させるための「運動論」
第3章 会議をやめて、打ち合わせをはじめよう―「気づき」の感触に触れる
第4章 「気づき」の道具箱
さいごに 「気づく」ことから、「気づかせる」ことへ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スターライト
3
博報堂の会議、いや打ち合わせのやり方を「気づき」をキーワードにして解説した本。フォーマットではなくフォーメーションという言葉を使ったり、打ち合わせでの言葉遣いの使用方法などを架空の打ち合わせも交えて書いてあり、なるほどと思わせる。しかし、あらかじめ議題が用意され、予定調和的な結論を出す会議に慣れている者には、頭ではわかっても実践するのは難しいと思われる。相手の言葉を受けての発言は、打ち合わせだけではなく、日常の会話でも使えそう。 2012/06/09
たま
0
博報堂式打ち合わせの方法 一人ひとりの脳を起動させ、ラフに、膨らませながら、結論を急がずに話合う2017/04/12
はえの
0
「気づく」のが自分個人ではなく打ち合わせのメンバーであることが、この本のミソだと思います。議論の発散と収束を身近な形(見えない形)で使うと、個々の脳では思いつかないアイデアにたどり着く可能性が高まるよ、こんな感じの内容です。 読みながら自分の体験に照らしてみると、皆勝手に自分の枠(フォーマット)を作ってその中に来た時にしか喋らない、そしてメンバーのフォーメーションがうまく動いていない事をリーダーが気付けていないことが静かな打合せの共通点だな、と思いました。2017/02/19
shiin
0
最後の方は書いてあることが一緒なので得ることが少なかった、2014/06/01
ゆり
0
雑談の中にアイディアの元があって、それを集団で気づきの作業をしていくことで形のあるアイデアが作っていける…。参考になる本でした!2014/04/12
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- 和書
- 恥辱 ハヤカワepi文庫