ハヤカワepi文庫<br> 恥辱

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ハヤカワepi文庫
恥辱

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  • サイズ 文庫判/ページ数 348p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784151200427
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

52歳の大学教授デヴィッド・ラウリーは、2度の離婚を経験後、娼婦や手近な女性で自分の欲望をうまく処理してきた。だが、軽い気持ちから関係を持った女生徒に告発されると、人生は暗転する。大学は辞任に追い込まれ、同僚や学生からは容赦ない批判を受ける。デヴィッドは娘の住む片田舎の農園へと転がりこむが、そこにさえ新たな審判が待ち受けていた―現代文学史上に輝く、ノーベル賞作家の代表作。ブッカー賞受賞。

著者等紹介

クッツェー,J.M.[クッツェー,J.M.][Coetzee,J.M.]
1940年、南アフリカのケープタウン生まれ。コンピュータ・サイエンスや言語学を南アフリカとアメリカで学ぶ。1974年、『ダスクランド』で長篇デビュー。『石の女』(1977)と『夷狄を待ちながら』(1980)で、南アフリカで最も権威あるCNA賞を受賞。1983年に発表した『マイケル・K』で、英国のブッカー賞、フランスのフェミナ賞を受賞するなど世界中で高く評価される。1999年発表の『恥辱』で、史上初の二度目のブッカー賞を受賞。2003年にはノーベル文学賞を受賞した。同年には『エリザベス・コステロ』(早川書房刊)を発表している。2002年よりアデレード大学で客員研究員となり、オーストラリアで執筆活動を行なっている

鴻巣友季子[コウノスユキコ]
お茶の水女子大学大学院修士課程英文学専攻。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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遥かなる想い

291
現代南アフリカの空気を 感じる物語である。 文学部教授デヴィットが 教え子と関係を持ち、 転落していく… 公私とも、壮りを過ぎたこと を認識しながら、その事実 を受け入れられない男… 奇妙なことに、著者は その日常を他人事のように 描く。 アパルトヘイト撤廃後の 不穏な南アフリカ情勢を 背景にしながら、頻発する レイプ、強盗事件、人種対立…テーマの重さと、 文体のアンバランスさが 印象に残る。 娘ルーシーの決断、 強さが潔く、底に流れる 生命力のようなものを 感じる、そんな物語だった。 2015/07/14

ケイ

160
50代男の「ライ麦畑でつかまえて」だと思った。あっけにとられる冒頭だが、南アの政策転換に思い当たると腑に落ちる。人種的優越性が抜けない50代白人男性。生まれた時からこの間までその享受は自然なことだった。文学的エロスを現実に持ち込み、新体制を受け入れ難い彼の行動は支離滅裂。彼が認識していくには時間が必要なのだ。そして、受けとめるために自分を殺してしまっているルーシー。描くために、女性が支配を甘んじて(望むのではなく、あきらめて、甘んじて)受け入れる状況を書く作者の手法は好きではないが、作品は好きだ。2016/08/26

ミカママ

158
【原書にて読了】大学教授の主人公が教え子に手を出して大学を辞任、というところまでは、とにかく独特の英語に慣れるのと、主人公のウザったらしさに難航。舞台が娘の農園に移ったところからはストーリーにのめりこみました。全体を覆う静けさと暴力、生と死、所有する側とされる側と。主人公は単なるスケベ親父かと言うとそうではなく、彼の話す英語は知性を感じられてとても好き。ラストは...そうきたか。一気に涙腺崩壊して本を閉じました。うーん、今年の私のベスト3に入っちゃうかな。ブッカー賞受賞はダテじゃないぜ。2015/09/19

扉のこちら側

87
初読。2015年1117冊め。【69/G1000】アパルトヘイト撤廃後の新生南アフリカの不穏な情勢。恋愛関係にあると思っていた女子学生からセクハラで訴えられ職を追われた大学教授が、自給自足の生活を送る娘のもとに身を寄せるものの、娘が暴漢に襲われてしまう。恥辱の後の、悲劇。レイプ、強盗事件、失業、人種問題、動物の生存権等の多問題がからむ。南ア文学は初めて読んだ。ここで終わってしまうのかと思う結末だった。【第6回G1000チャレンジ】2015/11/07

カレイ.シュウ

72
セクハラで失職した大学教授が田舎暮らしをする娘の元へ、そこで暴力事件に巻き込まれ…。因果応報というか、女性を愛せなかった中年男の人生を振り返るのだが、同じ中年男としては、「いつまでも若い女の尻を追いかけていると孤独に人生終わっちゃうよ」と言われているようで、かなり身につまされるお話です。アパルトヘイト終了直後の南アの社会情勢も描かれています。2020/01/16

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