内容説明
サマンサは亡父の跡を継ぎフォーチュン家の牧場を管理している。17歳のとき、ひと夏だけここに滞在した御曹司のカイルに恋をし、身も心もすべて捧げ、めくるめくような熱い時を過ごした。彼が都会に戻ってしまっても、この愛は続くと信じて。数カ月後、そんな彼女のもとにカイルから一通の封書が届いた。期待に胸をふくらませながら開封してみると、なんとそれは、別の女性と彼の結婚式への招待状だった…。あれから10年。牧場を相続することになったカイルが、洗練された大人の男となって、再びサマンサの前に姿を現した。名家の彼にとっては、ひと夏の恋でも平凡な私には…純粋な愛だった。永遠に輝く愛。
著者等紹介
ジャクソン,リサ[ジャクソン,リサ][Jackson,Lisa]
オレゴン州で育つ。姉である作家のナンシー・ブッシュに誘われてロマンス小説を書き始め、1983年にハーレクイン社よりデビュー。NYタイムズのベストセラーリストで第1位に輝くほどの人気作家となった今も生まれ育った西海岸に住み、講演を含め精力的に活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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akiyuki_1717
2
ヒロインには純愛だけど、ヒーローにとっては当時は一時の遊びだったわけで、夏が終わるとヒロインを忘れようと遊びに暮れ、好きでもない女性のベッドで朝を迎えて親に見つかって結婚したっていう信じがたいヒーローです。全然初めから好きいなれないヒーローの上、ヒロインも簡単に捨てられて、妊娠発覚と同時期にヒーローの結婚の招待状まで送られてきていて、よくもアッサリとヒーローの魅力の虜になるよなぁ…ヒーローが自分のとった行動がヒロインをどれだけ傷つけたか、全く自覚していない点も許せなかった。ヒロインの気がしれないお話だった2018/04/17
nayui
0
★★★☆☆2012/09/17