江戸川乱歩と横溝正史

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江戸川乱歩と横溝正史

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  • サイズ B6判/ページ数 334p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087816327
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

出版社内容情報

日本の推理小説の祖、江戸川乱歩と横溝正史。二人は片方が作家であったときには片方が編集者として支えるという、唯一無二の協調関係にあった。ミステリの巨匠たちの知られざる愛憎を描く対比評伝。

内容説明

日本の探偵小説を牽引した二大巨頭、江戸川乱歩と横溝正史。盟友として、ライバルとして、お互い認め合い、時に対立しつつ、一方が作家として執筆するとき、もう一方は編集者として支えた。太陽と月にも喩えられる日本文学史上稀な関係はどのように生まれ、育まれたのか。二人の大作家の歩みを辿りながら日本の出版史をも描き出す、空前の対比評伝。

目次

第1章 登場―「新青年」~一九二四年
第2章 飛躍―『心理試験』『広告人形』一九二五~二六年
第3章 盟友―「江戸川乱歩全集」一九二六~三一年
第4章 危機―『怪人二十面相』『真珠郎』一九三二~四五年
幕間―一九四〇~四五年
第5章 再起―「黄金虫」「ロック」「宝石」一九四五~四六年
第6章 奇跡―『本陣殺人事件』一九四六~四八年
第7章 復活―『青銅の魔人』一九四八~五四年
第8章 新星―『悪魔の手毬唄』一九五四~~五九年
第9章 落陽―乱歩死す一九五九~六五年
第10章 不滅―横溝ブーム一九六五~八二年

著者等紹介

中川右介[ナカガワユウスケ]
作家、編集者。1960年東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。出版社勤務の後、アルファベータを設立し、代表取締役編集長として雑誌『クラシックジャーナル』、音楽家や文学者の評伝や写真集の編集・出版を手掛ける(2014年まで)。その一方で作家としても活躍。クラシック音楽への造詣の深さはもとより、歌舞伎、映画、歌謡曲、漫画などにも精通。膨大な資料から埋もれていた史実を掘り起こし、歴史に新しい光を当てる執筆スタイルで人気を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

61
とにかくすごい! 二人は日本のミステリの歴史そのものだと言っても過言ではない。出版事情までも含めて詳細に述べられた評伝は、一度読み出したら止まらない。あれがああなのは、こうだったからなのか! という発見がとても多く、驚きの連続であった。「負けるものか」というライバルであると同時に、お互いに助け合って、日本のミステリを興隆させた功績は絶大なものだった。2018/04/07

山田太郎

47
江戸川乱歩がそう好きでもないせいか面白かったのかそうでなかったのかよくわからん。エログロ趣味があんまり自分にないから、いまいち敬遠してるのかもしれんが。エロは好きなんだけど、エロはエロだけがいいや。いやんすけべ。2018/03/27

おかむら

38
探偵小説の二大巨頭、乱歩と横溝の対比評伝。2段組で分厚くて大変だったけどもコレは超面白い! 著者の調べ力とまとめ力に圧倒されます。中川右介ほんとスゴイな! 2人の交流と共に推理小説発達史と戦前戦後の出版業界興亡史も描く試み。小学生の頃読んだポプラ社の怪人20面相シリーズや中学の時どハマりした角川文庫の横溝、そこに至るまでの道のりが大河ドラマのようだわ。外国の探偵小説の話を夜通ししちゃう2人がカワイイ。2018/03/10

ぐうぐう

33
江戸川乱歩と横溝正史、日本の探偵小説をリードしたミステリ界の巨人。二人について論じられた書籍は山のようにある。中川右介は、乱歩と横溝の交友に焦点を当てながらも、そこに出版史を絡ませることで、既刊との差別化を図る。膨大な文献を丁寧に調査、精査し、可能な限り事実にこだわる。中川の著作の、それはいつもの手法だ。作家論でもなく、本格評伝でもない、事実のみが列挙されたスタイルが、逆に新しい視点を生み出すことを中川は知っているのだ。中川のその姿勢は、ときに伝説の虚飾を剥ぎ取っていく。(つづく)2017/12/07

カザリ

32
今週は金田一シリーズを観ていましたが、原作者横溝の家系図と犬神家がほぼ一緒で驚愕してまふ2017/11/04

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