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ゲバラ最期の時

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  • サイズ B6判/ページ数 318p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087814125
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0095

内容説明

“指令600”とはなにか―チェ・ゲバラとはどんな男だったか。彼とともに生き、闘い、最期を見届けた者たちの証言より浮かび上がる伝説の革命家の実像。戦場で重傷を負って死んだと発表されたゲバラだが、本当は捕らえられた村で暗殺されたのだった。最後の食事を運んだ少女、銃声を聞いた農夫、遺体に触れたジャーナリストなどの貴重な証言が、ボリビアの山村を訪れた作家戸井十月の前に、伝説以前のリアリティとして衝撃的に立ち上がる。著者渾身の現地インタビューによる書き下ろしドキュメンタリー。

目次

第1章 「彼は、信じられないくらい強靱な精神の持ち主だったと思います」
第2章 「彼は、口で何か言う前に椅子から立ち上がっていたんだ」
第3章 「二人はすでにその先のことを話し、約束し合っていたのです」
第4章 「チェだって、はじめから優れたゲリラ兵士だったわけじゃない」
第5章 「男同士の秘密は墓まで持って行きますよ」
第6章 「よく覚えているのは、チェが少しも絶望的にならずに歩いていることでした」
第7章 「誰がやっても目を閉じさせることはできなかったのです」

著者等紹介

戸井十月[トイジュウガツ]
作家、映像ディレクター。1948年東京生まれ。1983年、バイクで北米大陸を横断。1997年より五大陸走破行を開始、2005年に四大陸目となる南米大陸を一周している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

朗読者

18
革命家チェ・ゲバラの死の真相を暴いた作品。 ボリビア政府やCIAが戦死と発表したが、発表の翌日まで生きていたことを、死の直前に話したボリビア人教師と、死後硬直前に遺体に接したボリビア人医者の証言から解明している。 アメリカに反発し、貧困国救済のために生き、いつも「やればできる。何が足りないか考えてみよう」と話す人だった。 常に本を読み革命後の国民の幸福実現を考える人だった。 さらされた遺体は神々しかった。見開いたままの眼は、足、胸、首、心臓の順に銃弾を受け苦しんだせいなのだろうか。アメリカは彼に敗北した。2022/09/25

もくたつ(目標達成)

7
キューバ革命を成し遂げたチェ ・ゲバラの伝記。愛情深い理想主義者であったこと、美しい人であったこと、存在感のある人であったことなどを知れた。2017/03/04

キャモメ

3
没後数十年という長い時間を経ても、光を放ち続ける男。そんな男になりたい。無理か。とにかく生き様がかっこいい。自由と革命を信じて、最期のその時まで諦めない信念に心を突き動かされた。2018/11/16

m

2
複数の人によって語られるゲバラの姿。ゲバラ一人を殺すために一体何人が躍起になったことか。それくらい彼の影響力は大きかったのだろう。カストロが書いた本も読んでみたくなった。2019/08/02

むじな

0
"ぺぺ"からの"チェ"。[彼は、革命を前進させるためには銃が撃てるだけでは駄目で、教養と知識を身につけて一人の人間として成長しなければならないと考えていました。(中略)創造するためには知識も教養も技術もいる。]2017/12/15

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