ランウェイ

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  • サイズ B6判/ページ数 596p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087806175
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

洋服が好き! 情熱(パッション)は人生の新たな扉を開ける
有名ブランドの販売職からバイヤーへ抜擢された真昼。初めての買い付けに手応えを感じ更なる意欲が湧く矢先、予期せぬ人生の選択肢が提示され…。ファッション業界を舞台に描く仕事と恋の物語。

内容説明

有名ブランドのセールス・スタッフからバイヤーに抜擢された真昼。初めての買い付けに手応えを感じ、さらなる飛躍を胸に2度目のミラノへ向かった彼女に、思いもよらぬ人生の選択肢が突き付けられて…。先輩バイヤー、元カレ、セレクト・ショップのやり手バイヤー、イタリア人の恋人、それぞれの思惑が絡まって、真昼の運命はうねるように動き出す―。ファッション業界を舞台に描く仕事と恋の物語。

著者等紹介

幸田真音[コウダマイン]
1951年生まれ。米国系銀行や証券会社で、債券ディーラーなどを経て、95年『小説ヘッジファンド』で作家に。2000年に発表した『日本国債』は日本の財政問題に警鐘を鳴らした作品としてベストセラーになり、多くの海外メディアからも注目を浴びた。テレビやラジオでも活躍。前政府税制調査会、財務省・財政制度等審議会、国土交通省・交通政策審議会の各委員など公職も歴任。10年よりNHK経営委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

クリママ

48
二流商社を退職後、イタリアブランドの販売員になり、1年後にはバイヤー、すぐに引き抜かれて… ミラノ、パリ、ニューヨークと、ほんの数年のうちのあれよあれよの若い女性のサクセスストーリー。これと言った取り柄もなく、言葉も堪能ではなく、きらびやかな出会いがものになっていくのはどうして? とっても頑張ったけれど、まあ、誰でも頑張っているし。それに、結末がこれでは何のための頑張りか。と文句言いつつ、物語は劇画タッチでぶっ飛んで、とても面白く一気読み。ファッション、アパレル業界のことも少しわかったし。2019/07/18

ひめありす@灯れ松明の火

36
東京、パリ、ニューヨークを舞台にした、華やかな女性のサクセスストーリー。『プラダを着た悪魔』を思い出しながら読む。沢山の男の人に助けられ、女に足を引っ張られ、まさしく現代のシンデレラという感じ。きっと女性がかっこいいと思うものを詰め込んだら、こういう感じになるのかしら。私達一番下の買う人間まで、沢山の人間が関わって、流行は作られていく。その道のりは、すごく遠い。でも、一本の道だ。RUNWAY。RUN AWAY。走れ走れ、自分の道を。走れ走れ、遠くまで。真昼の容姿が描かれないのは、感情移入の為かしら?2011/12/25

BluePlanet

17
★4.7(3.51) 2011年9月27日発行。GWに読もうと思い図書館から借りる。幸田さんのこれまでの金融や政治小説とは異なり、ファッションという全く新しい分野への挑戦ですね。これまでも素晴らしい本が多かったが、この本もまるでで映画でも見ているようにハラハラドキドキの連続。ここまで楽しめるとは著者の小説家として力量に感服。ミラノ、パリとそれぞれ柏木真昼が活躍していくが、ニューヨークではさらに思わぬ展開に。約7年の歳月をかけただけあって、かなり味のある作品になっていますね。映画化するとかなり面白いかも。2018/05/03

バトルランナ-

17
1年ぶりに再読。結構内容忘れていた!セリーンが13番のデザイナーだと告白するシーンはちょい泣きですね!セリーンのモデルってステラマッカートニーかなあ!いい作品だと思います!ラクレット食べたい!2014/08/23

舞※しばらく平常通りではないかも泣

15
モチベーションアップになる大好きな本。 ファッション界の話。好きすぎて、買ってしまったくらい。再読絶対します。

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