内容説明
大切なものは、そばにある!古典相撲の大関に選ばれた男、一世一代の大一番。さあ島じゅうに響け、母と娘のこころの応援歌。『翼はいつまでも』(「本の雑誌」年間ベスト1)から6年、家族の絆をもう一度確かめたい人に贈る、感動の長篇小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
47
後半の200ページ余りが相撲の取組の実況という構成の小説だった。その部分が重要なのはわかるが、ちょっと長過ぎて飽きた。2014/04/06
じみぃ
10
ストレートすぎる小説でした。ひねりはありません。みんなが泣き、熱くなる渾身の物語です。相撲が大好きなので、そんな馬鹿なというラストバトルを映像を浮かべながら、楽しめました。古式相撲を生で観てみたいですね。その前に2013年に作られた映画も観ようと思いました。2015/06/17
そうたそ
8
★★☆☆☆ 表紙のイメージからして、相撲を題材とした家族小説なのかと思ったが、そんな余地が微塵もないくらい、ずっと相撲をしている。作中の9割が相撲シーン。こればかりは好みの問題だろう。個人的には流石にちょっとくどいと思ってしまった。だが躍動感と熱量に満ちた相撲のシーンは素晴らしい。批判も承知でこういう作品を著者は書きたかったんじゃなかろうか、と勘繰ってしまう。熱い相撲小説を読みたい方にこそおすすめ。2023/07/19
うめきち
7
自分の故郷でもある隠岐(島は別だが)を舞台にしているので読んだが、正直このような相撲の大会があったことさえ知らなかった。内容のほとんどが手に汗にぎる相撲の取組の話で、そこに登場人物達の人間模様が織り込まれている。爽やかな読後感。2014/01/23
ゲッターボロ
5
感涙。電車で読んでて、恥ずかしかったがやめられなかった。相撲してるだけなのに、みんな幸せに。ええ話やったなぁ。ほんまに明日から誠実に生きていこうと思うなぁ。頑張ろう!2012/01/10
-
- 和書
- 消えた依頼人