出版社内容情報
仲よしになるための方法を提案しています。
こどもたちは、まねっこが大好き。海で遊ぶごりらのうーたんと魚やタコたちが、まねっこをしながら仲よしになっていく物語です。
子どもたちは、まねっこが大好きです。海にきた、ゴリラの「ごっほ」は遊び相手をさがしますが、あたりには誰もいません。泳ぎはじめた「ごっほ」を見て、魚が「まねしてる」と言います。「それじゃあ」とぱちゃぱちゃと音をたてて、水遊びをはじめた「ごっほ」を見て、今度はタコが「まねしてる」とさわぎます。「それじゃあ」と浮いているだけにしようとしたのですが、ラッコが登場して、「まねしてる」と指摘します。あんまり、みんなから、「まねしてる」と言われるので「ごっほ」は海で遊ぶのをやめることにしました。ところが、今度はみんなが「ごっほ」のまねをはじめたのです……。まねをされたり、まねをしたりしているうちに、「ごっほ」には、たくさんの友だちができました。子どもたちに、「まねっこ」遊びの面白さ、友だちをつくると一人で遊ぶより、さらに楽しみがますことを伝える作品です。
内容説明
うみにあそびにきたごりらのごっほみんながまねっこをはじめました。4~5歳から。
著者等紹介
みやもとただお[ミヤモトタダオ]
1947年、東京に生まれる。『えんとつにのぼったふうちゃん』(1978年・ポプラ社)で絵本にっぽん賞受賞
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